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阪急電車の「マルーンカラー」はなぜいつもきれいなの? 竣工50周年の平井車庫で「知られざる裏側」体験してきた(3/3 ページ)
阪急電車の重要拠点「平井車庫」に潜入! 安心・信頼の裏側を見てきました。
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検査のキモは人の目 「マルーンカラー」がいつもきれいなわけ
約50年前にできた車両が今なお元気に活躍できるのも、日頃の整備のたまものです。阪急電鉄は10日に1回ペースで留置線で列車検査を行っています
古い車両は整備が大変そうと思ってしまいますが、実は逆。設備が多い新しい車両の方が整備時間はかかるのだそうです。そして、古い車両は4年に1回、新しい車両は6年に1回、正雀工場へと回送して、台車や制御装置などの分解検査が行われます。
「車でいうところの車検ですね」(整備担当者)。このとき、マルーンカラーも再塗装されます。日々の検査・洗浄、定期的な検査・整備・再塗装、古い電車も新しい電車ももちろん隔てなく。阪急電車のマルーンカラーがいつもきれいで美しい理由、分かりました!
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「走っている、利用できるのがあたり前」と思ってしまう公共交通機関。でも、この安心・安全・信頼・快適といったことは、長らく培ってきた絶え間ない努力、取り組みの上で成り立っています。私たちの生活を支えてくれている関係者の皆さんに感謝です。
最後に、実は気にしていたことを阪急電鉄 検車係長の平田さんに聞いてみました。
「先頭車に乗ると、つい運転席をのぞき込んでしまいます。これ、もしかして安全運転の邪魔でしたか……?」
「運転士は信号や踏切など前方・周囲を注視して運転に集中しています。気になってはいないと思いますよ」(平田さん)。
よかった。運転席を眺める楽しみ、これからも続けて行こうと思います♪
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