ニュース
「希望にあふれる冒険者の絶望が何よりの楽しみ」 若者の破滅を楽しむダンジョン案内人の漫画が最高に邪悪(1/2 ページ)
タチが悪いことに、表面上は良い人。
advertisement
新米冒険者がガイド役に雇った柔和な老人が、実はとんでもなく悪趣味な嗜好の持ち主だった――。邪悪なダンジョンキーパー(案内人)の漫画が、ブラックで刺激的です。作者はTwitterユーザーの納豆まぜお(@mazemazemazeo)さん。
ダンジョンの探索中、老人が案内したルートは落とし穴だらけ。予算をケチるとこんなものかと嘆いていた冒険者は、案の定落っこちてしまいます。
その瞬間、老人の態度が豹変。優しそうだった顔をいやらしくゆがませ、「若者がまた死んだ」と大喜びです。
advertisement
希望にあふれる若き冒険者が、絶望の淵に落ちる一瞬の表情こそ、老人の好物。その喜びを味わいたいがために、彼はダンジョンキーパーを続けているのです。
意外にも、落ちた冒険者は老人に救出されるのですが、それもまた計算のうち。老人は命の恩人を装いつつ、またこの若者が絶望の表情を見せてくれる機会をうかがっているのです。いい人のような、かえってタチが悪いような……。
漫画には「性癖がひねくれすぎてて笑える」「なんというマッチポンプ」「ある意味冒険者の成長を助けている」など、さまざまな感想が寄せられました。なお、老人は助けた冒険者をすっかり気に入ったようで、第2話では「良い悲鳴を奏でる楽器」扱いしています。表面的には善人だけど、やっぱやべえな。
作品提供:納豆まぜお(@mazemazemazeo)さん
関連記事
今どきのファンタジーキャラはオーブもマントも身に着けない? Twitter漫画が指摘したジェネレーションギャップの恐怖
言われてみれば……。ネイルが趣味の女性が飛ばされた先は“爪で魔法を使う異世界” 斬新な題材に心躍る「ファンタジー×ジェルネイル」漫画
「趣味を仕事にする」とはこういうこと?【公開終了】クチャラー夫が食べ方を直してくれない! 「ありのまま」をどこまで許せるかを考える漫画
【本記事は公開終了しました】パートナーと「ありのまま」を見せ合える関係を築けたら良いですね。魔女に命を救われ、恋した少年が受けた「永久の呪い」 優しさと愛が招いた切ない物語に涙
あれ、おかしい、視界がぼやけて……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.