人類を滅す力があるのに優しい魔界の子 優しさの理由を描いた漫画が泣ける(1/2 ページ)
いろいろ考えさせられる作品。
言葉ひとつで人類を滅ぼせるほどの能力を有しているのに、なぜかみんなを幸せにしてしまう魔界の子を描いた漫画が、心に響くいい話になっています。優しい理由が尊い……。
ある日、大魔王を襲撃しにきた人間たちの前に“魔界の子”が立ちはだかります。見た目は子どもですが、「発した言葉を『現実』にできる」という最強の能力を有しており、言葉ひとつで人類を滅ぼすこともできるのです。
彼女は、おびえる人間たちを前にしてこう言い放ちました。「アナタ達は今すぐに……家に帰って幸せに暮らせばいい」。いきなり優しすぎるっ!
魔界の子はとにかく優しく、人間の立場を思いやる発言を繰り返します。この優しい対応に大魔王は憤り、人間がいかに残酷で、憎むべき存在かを主張します。ですがそんな大魔王に対してすら、魔界の子は「憎まなくていい…けど、ありがとう」と優しく返すのです。
「なぜ礼を言う?」と問う大魔王。彼女は、自分が人間に捨てられた子どもであり、大魔王が自分のために怒ってくれていたことまで分かっていました。
「復讐する気はない」意思が揺らがない彼女。実は、さらなる秘密にも気づいていたのです。それは、彼女がはじめから超常的な能力など持っていなかったということ。
なぜ、大魔王は彼女に能力があるかのように見せかけていたのか、そして彼女が本当に現実にしたい望みとは……。その続きは、ぜひ漫画を読んで確認してみてください。見えてくる2人の人間愛(魔族愛!?)に涙腺がゆるみます。
漫画を公開したのは、がっしーさん(@gassimanga)。Twitterやnoteで作品を公開しています。
作品提供:がっしー(@gassimanga)さん
(高橋ホイコ)
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