韓国アイドル「NCT 127」の一部メンバー、地震発生時に不謹慎な悪ふざけで謝罪　グループには日本人も在籍（1/2 ページ）

　韓国のアイドルグループ「NCT 127」が12月14日に3rdアルバム「Universe」の発売を記念したYouTubeライブを生配信。配信中に済州島で地震が起こった際、複数のメンバーに不適切な言動があったとして、各人がInstagramのストーリーズで謝罪のコメントを寄せています。

　グループが「NCT UNIVERSE Countdown Live」と題した生配信を行っていた際、済州島でマグニチュード4.9を観測する地震が発生。スタジオでは警報音が鳴り響き、「地震か？」とざわつく中、メンバーのドヨンが「earthquake！（地震）」と反応。これに呼応して別のメンバー・マークが歌い始め、別アングルのカメラでは、ジャニーが踊ろうと立ち上がる様子が収められていました。なお、3rdアルバムには楽曲「Earthquake」が収録されているとのことで、偶然起こった地震にかけて宣伝を行ったと見られています。

　当該メンバーはそれぞれ14日にInstagramのストーリーズを更新。「不適切な言動をおわびします」「二度と同じ過ちを繰り返さないために、今後は努力して参ります」「不快に思われた方、申し訳ありません」と謝罪のコメントを公開しています。各国のファンからは「がっかりした」「少し考えればわかることだと思う」と落胆の声が寄せられた一方で、「学んで正してほしい」「気を付けてねこれからは」とメンバーの反省を願う声が寄せられました。

　また、グループには日本人のユウタさんが在籍しており、2020年10月には同じく日本人のショウタロウさんも別ユニット「NCT U」でデビュー。メンバーだけでなく、グループファンも大勢抱えている日本で地震が頻発する事情も考慮し、「Earthquake」のタイトルそのものを疑問視する声もあがっています。

　「NCT 127」は韓国以外にもアメリカやカナダ、日本、中国といった多国籍のメンバーで構成されるグループ。日本では2018年にデビューを果たしており、2022年1月には2年ぶりとなるワールドツアー日本公演が予定されています。