ニュース

「大人になると友達ができなくなる」はどこまで本当なのか “人それぞれの現実”を聞いてみた(1/2 ページ)

たまに聞くけど、実際どうなんです?

advertisement

 「大人になると友達ができなくなる」。大人の世界のなんだか切ない一面を表すこの言葉、あなたもどこかで耳にしたことがあるのでは? いざ自分が大人になってみて「こういう意味だったのかな」と腑に落ちた人も少なくないかもしれません。

 ただ、このような一般論だと分かりにくいのが「実際にはどんな感じなのか」「逆に、大人になっても友達ができる人はいないのか」というところ。そこで今回はねとらぼ読者を対象に、いろいろな人の実体験を伺ってみました。

調査結果まとめ:「大人になると友達ができなくなる」って、実際どうなの?

 ねとらぼのTwitterアカウントを使って「『大人になると友達ができなくなる』は自分の場合どうだったか」「そうなった理由」「友達欲しいか」の3項目を質問。20代~40代の方から回答が得られました。

 「大人になったら友達ができなくなった、いなくなった」というような声が見られた一方で、「大人になってからのほうが友達ができた」という人も。今いる友達の人数は0から数百人までバラバラでした。友達が少ない(0~数人程度)回答者の中には「無理してでも友達が欲しいとは思わない」「今いる友人を大切にしたい」という人もおり、必ずしも孤独感や寂しさを覚えているワケではないもよう。

 また、「クラスメイトのようにいつも一緒にいる仲間がいたときは、自然と友達ができた」という趣旨の回答をする人がいる一方で、「(今は同じ趣味の友達ができたけど)同じ場所にいるだけの人とは仲良くなれない」というような声も見られ、友達のできかたも人によって違うようです。

 身も蓋もない話ではありますが、「大人になると友達ができなくなるかどうかは、人それぞれ。というか、子どものころに友達ができるかどうかも人それぞれ」というのが結論なのかもしれません。

「大人になってから友達が全くと言っていいほどできない」(20代)

―― Q:「大人になると友達ができなくなる」という言葉、あなたの場合は?

advertisement

 学生時代はクラスのほぼ全員と話してたし同性のほぼ半分くらいは友達だと思ってました。大人になってから友達が全くと言っていいほどできないです。高校時代の友人とは数年に一度LINEするくらいで、結婚後は夫が友人でもある状態なので大人になってからの友達は1人です……。

―― Q:そうなった理由はなんだと思いますか?

 学生時代はクラス替えもなかったので受け身でも自然と友達がたくさんできたし、行動範囲や興味、話題が共通のものが多かったので何も考えずにいろんな子といろんな話が楽しくできました。

 大人になってからは共通の話題を探すのに苦労するので天気の話ばかり、人見知りなので外向き用(職場用)の自分を作り続けいつまでたっても他人行儀を崩せなくなってしまい誰とでもあいさつするけど誰とも仲良くはない状態に……。

 新しい環境では雰囲気を壊したくないなと思ってほとんどの会話にとても神経を使い、人との会話自体がとても苦痛になってしまいました。

advertisement

 頑張って友達を作ろうと思って流行を追ってみたり趣味を作ったりしてみても、熱量(ゲームやグッズへの課金度やプレイ時間、情報の収集度やアンテナ精度)が違いすぎて、だんだんと話すのもツラくなってしまいました。

―― Q:今は友達欲しいですか?

 友達は欲しいです。大人になってから友達同士でライブに行ったり、旅行したりしてる人を見ると楽しそうでうらやましい。個人的にクリスマスのカップルより仲良さそうな友達同士を見てる方が寂しい。

 家族や職場の人以外で話せる人や相談できる人が欲しいです……。

「友達と呼べる人は今は1人」(みけねこさん/40代)

―― Q:「大人になると友達ができなくなる」という言葉、あなたの場合は?

advertisement

 40代ですが、友達と呼べる人は今は1人だと思います。その友達は昔のネット友達で、もう10年以上の付き合いです。

―― Q:そうなった理由はなんだと思いますか?

 年を取ってお互いの生活環境や価値観が違っていき、会わなくなった。特に中高の同級生はそんな感じです。昔は自分からよく誘っていたのですが、それをやめたら相手から連絡が来なくなったのもあります。

―― Q:今は友達欲しいですか?

 積極的に欲しいとは思いません。無理して友達作ってもなぁ……と年齢的に思うようになってしまった。

advertisement

「友達と遊ぶ」より大事なことができた(ナゴヤデイエカオウカさん/30代)

―― Q:「大人になると友達ができなくなる」という言葉、あなたの場合は?

 付き合いの続いてる友達はいないかもしれない。子供のときは友達と遊ぶことが1番の目的だった。今は家族と自分の健康、仕事。

―― Q:そうなった理由はなんだと思いますか?

 結婚してから。子供産まれてから。結婚していなかったら寂しくて友達と遊んでいたかと思う。

―― Q:今は友達欲しいですか?

advertisement

 欲しいが、今は会社の同僚、先輩が友達みたいなもの。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. 「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に【大谷翔平激動の2024年 「お菓子」にも注目集まる】
  3. “プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
  4. 100均のファスナーに直接毛糸を編み入れたら…… 完成した“かわいすぎる便利アイテム”に「初心者でもできました!」「娘のために作ってみます」
  5. “月収4桁万円の社長夫人”ママモデル、月々の住宅ローン支払額が「収入えぐ」と驚異的! “2億円豪邸”のルームツアーに驚きの声も「凄いしか言えない」
  6. 「昔モテた」と言い張るパパ→信じていない娘だったが…… 当時の“驚きの姿”が2900万再生「おおっ!」「マジかよ」【海外】
  7. 「巨大なマジンガーZがお出迎え」 “5階建て15億円”のニコラスケイジの新居 “31歳年下の日本人妻”が世界初公開
  8. 家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
  9. 鮮魚コーナーで半額だった「ウチワエビ」を水槽に入れてみた結果 → 想像を超える光景に反響「見たことない!」「すげえ」
  10. 「理解できない」 大谷翔平と真美子さんの“スキンシップ”に海外驚き 「文化は100%違う」「伝説だわ」