ギリシャの保護犬シェルターのそばで助けを求める野良犬　保護され安心しきった表情に涙（1/2 ページ）

　助けを求めて自らシェルターにやって来た野良犬の動画が、ギリシャ・イエラペトラにある「Takis Shelter」で撮影され、YouTubeに公開されました。

　保護犬シェルター「Takis Shelter」運営者のTakis氏が、シェルターのすぐそばでうずくまって震えている1匹のワンコを発見。少し怖がってはいるものの、男性がなでても逃げたり怒ったりする様子はなく、まるで「ここに来れば助けてもらえる」と理解していたような姿を見せます。

　男性はワンコに「ここは安全だと感じたんだね。きみは正しいことをしたよ。だから私はきみを見つけられた。かわいいね、さあ家に帰ろう」と話しかけます。そして、この賢いワンコを「Smart」（スマート）と呼ぶことに決めました。

　スマートは恥ずかしがりなので狭い場所に隠れてしまうこともありますが、男性の呼びかけにうれしそうにしっぽを振ったり、ごはんを食べる量が増えてきたりと、少しずつ新しい環境に慣れていきました。

　シェルターで保護されているほかのワンコたちとの関係も良好です。男性は「もう大丈夫だよ」とスマートにうれしそうに声をかけます。

　動画には、暖炉の前であたたまりながらぐっすりと眠るスマートの姿も映ります。安心しきった表情からは、これまでの野良犬時代の大変さが垣間見えますね。これからスマートがシェルターで安全に過ごし、新しい家族を見つけられますように。賢くて少しシャイなスマートに、心がほっこりとあたたまる動画でした。