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漫画家が提唱する“人生にエンジンをかける”方法 人生の「残り時間」計算によるやる気スイッチの押し方が参考になる(1/2 ページ)

夢をかなえるために決断した体験を漫画化。

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 かなえたい夢や目標があるのに、迷ったり、全力で取り組めなかったりするときに役立つアイデアを、実体験をもとに書いた漫画が考えさせられます。

友達に「なんでそんな覚悟決まってるの」と聞かれ、自身の経験をもとにこたえます

 「漫画で食べる」ことを目指す中村環さんは、2020年、制作の時間を確保するため正社員になるのを諦めフリーターに。大きな決断の後押しとなったのは、「死ぬまでの時間を具体的に意識すること」でした。

迷いを断ち切れたのは「死ぬまでの時間を具体的に意識」したから!?

 当時、中村さんは生涯残せる漫画の本数を「38」だと算出。それは、制作に集中できる気力体力がなくなる年齢「漫画描き寿命」(中村さんの造語)から現在の年齢を引き、年間生産可能ページ数(過去3年の投稿作から算出)を掛け、平均作品ページ数(雑誌の読みきり作品のおよそのページ数)で割った数でした。

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独自の方法で生涯残せる漫画の本数を計算

 「38」という数字を意識した時、中村さんの心は焦りに包まれました。そして、「アルバイトをしながら漫画家を目指す」と決断したのです。中村さんはこの経験を元に、「エンジンがかかる瞬間がなかなか訪れない」という人に向けて、自分の残り時間を計算することを1つのアイデアとして提案しています。

連載で換算すると38話までしか描けない。限られた時間を漫画に使いたい

 中村さんはアルバイトをしながら創作漫画や、日常のエピソード・実体験を描いた漫画をコミチTwitterで公開しています。

(谷町邦子 FacebookTwitter

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