岩渕麗楽、決勝の大舞台での挑戦をライバル選手が絶賛　逆転ならず4位も「MVPはあなた」（1/2 ページ）

　北京五輪スノーボード女子ビッグエア決勝が2月15日に開催。大舞台で大技に挑戦した日本代表の岩渕麗楽選手を他国のライバル選手が絶賛しています。

　平昌大会に続いて2大会連続の五輪出場となった岩渕選手。4位とメダルまであと一歩の順位で臨んだ3回目で縦3回転の難しい技「トリプルコーク」に挑戦。着地にミスがあり逆転はなりませんでしたが、女子では珍しい大技へのチャレンジに会場からは歓声がわき、他国のライバル選手が次々と岩渕選手に駆け寄ってたたえる姿と合わせて感動を呼びました。

　豪代表のテス・コーディ選手は試合後、Instagramストーリーズに決勝で撮影した動画を更新。「岩渕麗楽がMVP」「めっちゃくちゃヤバかった」とトリプルコークに歓声がわく瞬間を捉えた動画を投稿しました。岩渕選手は「ありがとう、テス」と同じくストーリーズ上で返信。「私もあなたや他のみんなから目が離せなかったよ」とお互いが大舞台で繰り出す大技が刺激になったと伝えています。

　ライバルの健闘をたたえ、喜び合う選手の姿に「これこそがスポーツ　これこそがオリンピック」「夏のスケボーでも見られたこの光景…本当に胸を打つ」「めちゃ感動した」と視聴者からも大きな反響を呼んでいます。