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“袖口のボタンを片手で留める道具”がすごいと話題に 「障がいのためシャツを諦めていた人に知ってほしい」と作業療法士が考案(1/2 ページ)
仕事でシャツを着るのをあきらめた当事者は多くいるそうです。
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作業療法士が作った“片手で袖口のボタンをとめられる道具”が、素晴らしいアイデアだと絶賛されています。
細長く輪にした針金を取り付けた板が本体。針に糸を通す“糸通し”と原理は同じです。針金をボタン穴に差し込み、ボタンを引っかけて引き抜くと、袖口のボタンがとまります。
投稿者は、大阪府立大学教授の竹林 崇さん(@takshi_77)。脳卒中後リハビリの専門家です。紹介した道具は、作業療法士の友人、川口晋平(@shinpei_31)さんが考えたものです。
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障がい等で片手が使えない場合、動きやすい手側の袖のボタンが留められなくなります。そのため、仕事でシャツを着ることを諦めた当事者も多くいるそうです。まだ試作段階ではありますが、必要な方に情報が届いてほしいと動画を投稿しました。
この道具については、ボタンを外す作業についての検討が必要なため商品化には至っていませんが、他にも、片手で納豆を混ぜられる道具(関連記事)や、片手でペットボトルのふたを開けられる道具(関連記事)など、さまざまな道具を作業療法士の友人が製造しています。これまで考案したアイテムはWebショップ「作業療法士が創るプロダクト」で販売中です。
動画提供:竹林崇(@takshi_77)さん
(高橋ホイコ)
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