YOSHIKI、ウクライナ緊急支援募金に1000万円を寄付 ロシア軍の軍事侵攻に「心が痛む。戦争を正当化できるものなんてない」(1/2 ページ)
賛同する人が続出。
ロックバンド「X JAPAN」のYOSHIKIさんが2月28日にTwitterを更新。楽天グループの三木谷浩史会長兼社長が立ち上げた「ウクライナ人道危機 緊急支援募金」に1000万円を寄付したと明かしました。
ロシア軍は2月24日に隣国のウクライナに軍事侵攻を開始。民間人含めた多くの死者が確認されていることから、俳優の窪塚洋介さんや二階堂ふみさんら、芸能界からも“世界平和”を求める声が発信されています。
YOSHIKIさんは27日にTwitterを更新。ウクライナで地下シェルターに避難しているという友人と連絡を取り合ったことを明かし「心が痛む。戦争を正当化できるものなんてないと思う。みんなの無事を祈ってる」と安否を気遣っていました。
同日、三木谷会長兼社長は楽天クラッチ募金「ウクライナ人道危機 緊急支援募金」を通じてウクライナ政府に10億円を寄付。感銘を受けたYOSHIKIさんは賛同を表明し「今、ウクライナ緊急支援募金に1000万円寄付しました。音楽でも力になれればと思っています」と思いをつづっています。募金は飲料水など物資支援、保健サービスの提供、子どもの保護をはじめとする人道支援に活用されるといいます。
リプライ欄には、送金票の証明や募金完了画面とともに「微力ですが、募金しました」「ウクライナの方々の助けになればうれしいです」「小さな力でも集まれば大きな助けになると信じます」「平和を願い祈ります」など支援の輪が広がっています。
YOSHIKIさんは、これまでにも自身の運営する米国非営利公益法人501(c)(3)「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」を通じ、日本に限らず海外にも長きにわたって寄付を行っており、その金額は合計2億円超え。
それらの積極的な慈善活動と影響力が評価され、2019年には「Forbes Asia」が発表した“アジア太平洋地域の最も優れた慈善家30人”の一人に選出され、2020年は「国立国際医療研究センター」に1000万円を寄付するなどの支援を行なったことから、紺綬褒章を受章しています。
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「支援の輪が広がることを願っています」。
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