「ミスなか」久能整、“主演男優賞”へのコメントが長すぎる “久能節”さく裂の400字超で「僕まだしゃべってもいいですか」(1/2 ページ)
好きなだけしゃべって久能くん!!
人気コミック『ミステリと言う勿れ』(小学館)の主人公・久能整(ととのう)が3月16日、“マンガのキャラクター”をたたえるBookLive主催のアワード「マガデミー賞2021」で主演男優賞を受賞。同名テレビドラマの公式Instagramで500文字以上に及ぶ長文コメントを発表しています。
『ミステリと言う勿れ』は、天然パーマにコンプレックスを持ち、友達や彼女が全くおらず、カレーをこよなく愛する大学生・久能が社会の常識に疑問を持ち、膨大な知識をもとに持論を展開していく会話劇。さまざまな事件を解決する“ミステリーっぽい”物語ですが、ミステリと言う勿れ、あくまで“会話劇”です。なお、ドラマ版では俳優の菅田将暉さんが久能を演じています。
受賞コメントで久能は「こんにちは、久能整と言うものです。今日はお伺いできなくてすみません。この度は思いがけなくマガデミー賞主演男優賞なるものをいただき、ただただ驚いています」と、いつも通り謙虚にコメント。続けて早速、「主演と言われますが、たまたま僕の視点で描かれているからそう見えるだけで、ガロくんの視点で見ればガロくんが主演であり、ライカさんの視点で見ればライカさんが主演です」と哲学的な考察を繰り広げていきました。
久能が挙げているガロは、姉の死の真相を求めてバスジャック事件を引き起こし、その後行方をくらませている金髪の男性。ライカは、久能に暗号で話しかける謎めいた女性です。ドラマ版でガロを演じたのは俳優の永山瑛太さん。金髪×パッツン×さらさらストレートで登場した見慣れない姿に、視聴者から「瑛太くん!?」「別人」「エンドロールで気づきました」と注目が集まっていました。ライカ役には、同じく俳優の門脇麦さん。ライカに少しずつ惹かれていた久能でしたが、2人の物語は3月14日の放送でまさかの展開を迎えていました。
自分と縁の深い人物の名を交えつつ、久能は「世界で起きてることは一つでも、どこを切り取ってどこから見るかで大きく変わります」「厄介です。いつも難しいです。だから気をつけなきゃいけないなと常々思っています」と、いつの間にか受賞コメントを離れ“久能節”をいかんなく発揮。
口癖である「僕は常々思ってるんですが」も飛び出し、ここまでで400文字以上しゃべったところで、とどめとして「僕まだしゃべってもいいですか」。最終的に500字を超えたコメントに続き、原作者の田村由美さんも受賞の言葉を寄せていましたが、約300字と久能よりかなりコンパクト。さすがおしゃべり整くん……。
ファンからは「紛れもなく久能整さんのコメント」「整くんさすがです」「整君らしい長々としたそして周りに配慮した心優しいコメントありがとうございました」と、あまりにも“らしい”言葉に納得しきりといった声が続々と寄せられています。
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