「ウルトラギャラクシーファイト」最新作、4月29日に配信開始　古谷徹が33年ぶりにウルトラマンスコット演じる

　特撮ドラマ「ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突」（全10回）が、4月29日から毎週金曜日にサブスクリプションサービス「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信されます。同作の最新PVとメインビジュアルも公開され、声優の古谷徹さんが33年ぶりにウルトラマンスコットを演じると発表されました。ウルトラフォース参戦！

　「ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突」は、黄金の巨人・アブソリュートタルタロス率いる謎の勢力アブソリューティアンとウルトラ戦士の戦いを描いた作品。新たな戦士・ウルトラマンレグロスも登場し、2月19日にはレグロスの声を声優の仲村宗悟さんが担当すると発表されました（関連記事）。

　公開されたPVには、アニメーション作品「ウルトラマンUSA」で活躍したウルトラマンスコット、ウルトラマンチャック、ウルトラウーマンベスの3人も登場。同作は1987年に米国でテレビ放送された作品であり、1989年に劇場アニメとして日本で公開された際はメインキャラクターのスコット・マスターソン役として古谷さん、チャック・ギャビン役として小川真司さん、ベス・オブライエン役として鶴ひろみさんが声優を務めました。

　撮影用のスーツを一新し、アニメ版さながらの姿で登場するウルトラフォースの3人。てらそままさきさんが小川さんからチャック役を引き継ぎ、瀬戸麻沙美さんが鶴さんからベス役を引き継いで演じます。古谷さんは「ウルトラマンUSA」を見直し、若いころの自分の声を聞いてから収録に臨んだそうで、「想像力と表現力が試されて緊張感がありましたが、みんなのヒーローであるウルトラマンの一人になれる体験は光栄であり、楽しかったです」とコメントしています。

　多数のウルトラヒーローが登場する「ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突」。同作では、ゾフィーの声を武内駿輔さん、ウルトラマンタロウの声を森久保祥太郎さんが務める他、ウルトラマン役として櫻井孝宏さん、ウルトラセブン役として東地宏樹さん、ジャック役として三木眞一郎さん、エース役として関智一さん、レオ役として細谷佳正さん、アストラ役として水島大宙さんが出演します。

　また、登場が明らかとなっているウルトラマンナイスの声を担当するのは俳優の宮坂ひろしさんに。「ウルトラマンナイス」は1999年にCM用のミニドラマとして放送された作品で、同作で主人公の夢星銀河役を務めた宮坂さんが23年ぶりにナイスを演じます。

　PV公開後、古谷さんは「とっても久しぶりにウルトラマンになりました」とツイート。ファンからは「スコット復帰！」「お帰りなさい！」「久しぶりのウルトラフォースの活躍、今から楽しみです！」など喜びの声が多数寄せられ、「ウルトラマンUSA」「ギャラファイ」などのワードがトレンド入りしています。

ウルトラマンスコット役：古谷徹さんのコメント

　まさか、33年前に一度だけ演じたウルトラマンスコットの声を再びやることになるとは思いもしなかったです。すっかり忘れていたので『ウルトラマンUSA』のBlu-ray版を購入し、若かりし頃の自分の声を聴いてから収録に臨みました。アニメと違って特撮のアフレコは現場で台本以外のアドリブを求められるので、想像力と表現力が試されて緊張感がありましたが、みんなのヒーローであるウルトラマンの一人になれる体験は光栄であり、楽しかったです。

ウルトラマンチャック役：てらそままさきさんのコメント

　ウルトラマンシリーズという歴史のあるジャンルに参加できる事が嬉しく思います。収録の際に、「シュワッチ」というセリフを録るところで、身に力が入ってしまいディレクターさんに何度か「これで大丈夫ですか？」と確認したことを覚えてますね。伝統的なこのセリフを言えた事がとても考え深いところがありますので、見て下さる皆さんにも注目して頂きたいところです。

ウルトラウーマンベス役：瀬戸麻沙美さんのコメント

　マネージャーさんから「ウルトラギャラクシーファイト」シリーズの資料をいただいた時、最初に「円谷プロ作品」「ウルトラマン」の文字が目に入り、ウルトラマンのなにかに関われるんだ！と楽しみな気持ちになり、収録を心待ちにしていました。実際に収録現場では、映像を見ながらキャラクターの動きに合わせて、セリフとアクションを吹き込ませていただきました。なかでも「シュワ!!」は難しかった思い出です…！　ウルトラウーマンベスは、頭が良く強かで、常に余裕を感じさせるカッコいい女性でした。ウルトラフォースの紅一点・ウルトラウーマンベスをファンの皆さんに楽しんでいただけたら幸いです。

鈴木このみさんのコメント

　まさか自分がウルトラマンシリーズの主題歌を歌える日がくるなんて！　とても嬉しく、未だに驚いています。子どもながらに憧れたウルトラヒーローの真っ直ぐな格好良さ、そして「何があっても自分らしく羽ばたいてみよう！」と煌めきを込めて、全身全霊歌わせていただきました。「ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突」と共に、皆さんの心の中まで届きますように。

(C)円谷プロ