「ファンタビ」クリーデンス役エズラ・ミラーがまた逮捕　女性に椅子を投げつけ第2級暴行罪

　米俳優エズラ・ミラーが現地時間4月19日に第2級暴行罪によりハワイで逮捕。本人は同日中に釈放されていますが、捜査は続行中と発表されています。

　現地警察の発表によればエズラは19日1時頃、被害女性宅から立ち去るよう求められたところ、逆上して椅子を投げつけ、26歳の女性の額に半インチ（約1.3センチ）の傷を追わせたとのことです。女性の通報を受けて駆け付けた警察官により、事件現場を離れて交差点で停止中のところを逮捕されたと明らかにしています。

　エズラが逮捕されるのは3月27日に続き、この1カ月で2度目。このときはバーで興奮状態になり卑猥な言葉を叫んだり、居合わせた客を脅かしたり突き飛ばしたりしたとしてハラスメントと治安紊乱（びんらん）罪で逮捕されていました（関連記事 ）。

　また逮捕には至らなかったものの、一度目の逮捕直後に地元の夫妻宅に侵入し暴言や盗難行為があったとして、夫妻から一時接近禁止命令を出されていたことも（関連記事）。

　エズラは俳優として、バットマン、スーパーマンを中心としたヒーローチームの活躍を描く「ジャスティス・リーグ」（2017）や「ファンタスティック・ビースト」シリーズに出演。最新出演作「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」は4月8日に予定通り公開されたものの、相次ぐ不祥事に両シリーズを手掛けるワーナー・ブラザースが3月末に緊急会合を開いたと一部メディアが報じていました。同社はエズラの単独主演作「The Flash」の公開を2023年に控えています。

　米版Twitterではエズラ・ミラーの名前がトレンド入りし、「メンタルヘルスは重要な課題」「適切な治療を受けてほしい」といった意見が交わされています。