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声優・津久井教生、ALS進行で痰の吸入器を導入「呼吸が出来なくなってきている」 最新の“ニャンちゅう声”も披露(1/2 ページ)
手足は動かなくなるも、声は健在の津久井さん。
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「ニャンちゅう」の声などで知られ、指定難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」を公表している声優の津久井教生さんが4月20日にブログを更新。痰の吸引機の導入したことを明かし、「呼吸が出来ていなくなってきている自分に気づかせてもらえた」と現状を伝えています。
2019年10月1日にALSを公表した津久井さん(関連記事)。2年半が経過した現在は手足がほとんど動かない状態まで症状が進み、24時間体制の重度訪問介護を受けながら生活を送っていますが、多くの人に愛された「声」は健在で、今でもニャンちゅうの収録に参加しています。
この日のブログでは、ケアマネジャーの勧めで痰の吸引機の導入したことを報告した津久井さん。吸引機により呼吸が大幅に楽になったことを喜んだ一方で、「同時にそれは『こんなに痰が溜まるようになったのか』『こんなに痰が出しにくくなったのか』という事で」「使ってみて、呼吸が出来ていなくなってきている自分に気づかせてもらえたという感じです」(原文ママ)と症状の進行を自覚したことを明かしています。
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また自身のYouTubeチャンネルでは、「絵空事計画」としてラジオ番組のような形で“最新の声”を残している津久井さん。4月17日公開の動画では、3月27日に61歳の誕生日を迎えたことをハイテンポ&元気な声で伝えた他、「あの声を出ささせていただきましょう!」とニャンちゅうの声も披露していました。
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貴重な情報ありがたい。
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