ノーヘルだったら大惨事だったかも 小5男子が運転する自転車とクルマが接触 凹んだヘルメット、衝撃でハンドルも折れ曲がる(1/2 ページ)
ヘルメットを装着せず事故に遭った人からは、「脳内出血で手術した」というコメントも。
自転車に乗った息子がクルマと接触事故を起こすも、ヘルメットを装着していたことで大ケガをまぬがれたという投稿が、Twitterで注目を集めています。
投稿者は3人の子どもを育てるミジュン@レイリーン(@mijyun_rei)さん。ある日、見知らぬ番号からかかってきた電話に出ると、相手はなんと救急隊員。小学5年生の息子が運転する自転車とクルマが接触事故を起こし、今から病院に搬送すると伝えられました。
焦りと恐怖から頭が真っ白になったというミジュンさんでしたが、救急隊員には「ヘルメットがあったから大事にいたらなかった」と告げられ、アザやすり傷を負ったものの、大きなケガはなかったそうです。
事故の衝撃は自転車のハンドルが曲がってしまうほどで、息子の頭部を守ったヘルメットは少し欠けて、大きな力が加わった部分は凹んでいます。
もし事故の時にヘルメットを装着していなかったら、直接この衝撃が頭部に伝わっていたと考えると……想像するのも恐ろしいですね。
目の横にケガ、おでこにあざと腫れ、頭部にたんこぶ、体は足や腰、腕にあざや擦り傷があるという息子さん。元気に過ごしているそうですが、事故後は自転車に乗ることを怖がっているそうです。ミジュンさんから言われたことを守って良かったと、ヘルメットの大切さを痛感しているそうです。
この一連の投稿を読んだ人からは、自転車を運転する時にヘルメット装着義務化を求める声が多数あがっていました。一方、ヘルメットが「恥ずかしい」と感じる子どももいるようで、「息子が小学生の頃、友達誰もヘルメットしてないから僕も被りたくない」と言われつつも、ヘルメットなしで自転車に乗ってはいけないと言い聞かせたという人も。装着させる親も楽ではないのかもしれません。
また、自転車を運転している時に事故に遭い、頭を打った人からは「救急隊員に『ヘルメットをかぶっていなかったらあの世でしたね』と言われた」「ヘルメットをしていなかったために脳内出血で手術した」といった声が寄せられていました。やはり、ヘルメットは深刻なケガや死から守ってくれるようです。
事故の経験を踏まえ、ミジュン@レイリーンさんは自転車を運転する子どもを持つ親に、「子どもには絶対にヘルメットを! かっこ悪くてもダサくても嫌がっても命には変えられないので!」と訴えます。道路交通法では「保護者は13歳未満の子どもにヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない」と「親の努力義務」として定められています。
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