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映画館で隣席の人がスマホを取り出し…… “映画泥棒”を通報した実録漫画が緊張感あふれる(1/3 ページ)

やはり通報は怖かったようです。

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 映画館で“映画泥棒”を通報した実録漫画が、大変緊張感あふれる展開となっています。5万件以上の「いいね」が寄せられたこの勇気ある行動、当日の様子を聞いてみました。

隣席の人が映画泥棒……!?

 この漫画を公開したのは、『週刊少年サンデー』(小学館)で『かけあうつきひ』を連載している漫画家の福井セイさん(@fukuisei)。「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」を映画館で鑑賞していたところ、隣の席の人がちょこちょこスマホを取り出しているのに気付いたそうです。

 最初は放っておこうと思っていたものの、たまにカメラをのぞくような動きをしていたことから盗撮をしているのではないかと気になり始める福井さん。上映終了後、勇気を出してスマホで何をしていたのか直接聞こうと思ったところ、隣席の人は2つ隣の席の友人らしき人と謎の言語でしゃべり出しました。どうやら日本人ではなかったようです。

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 もやもやしながら劇場ロビーに戻ると、件の2人がトイレに入ったのを確認しスタッフに相談することに。スタッフは丁寧に対応してくれ、結果的に2人は盗撮をしていたことが確認できたのでした。福井さんは盗撮はもちろん、上映中スマホをいじること自体やめてほしいと結んでいます。

 日本国際映画著作権協会によると、日本経済全体に年間564億円の損失と2600の雇用機会喪失が推定されるという映画の著作権違反。そんな映画泥棒を止めた福井さんの行動に、「凄い勇気です」「盗撮かもしれないと思って報告する勇気は凄いと思います」など称賛の声が寄せられています。

 当日はどんな様子で、どんな思いでスタッフへ相談したのか、福井さんに話を聞いてみました。

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