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現代テクノロジーが古来の伝統を破る? 現在の神社で丑の刻参りをする難しさの話が興味深い(1/2 ページ)

伝統文化に変化が求められているようです。

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 「これは確かに気を付けないと……」と思わず考えてしまう、そんなツイートをイラストとを交えて紹介する企画「気をつけましょう」。今回は古来通じる呪いの儀式、そのお作法を見直すときが来たのかも……というお話です。

(イラスト:野田せいぞ

現代において、丑の刻参りの作法を守るのは難しい

これ、神社で働いてたわたしからの豆知識なんですけど、最近の神社はセコムついてて携帯端末からでも防犯カメラの映像を確認できるので、丑の刻参りの「誰にもみられてはいけない」のクリアが困難になっています。なんなら、録画までされてます

(鴨川を徘徊する魔女さんのツイートより)

 日本に古来伝わる呪いの儀式、丑の刻参り。そのルーツと痕跡は日本考古学の分野からさかのぼれるほどで、あまりにも古い時代から伝わっているためでしょう、儀式にあたっては臨み方はおろか服装からルールまで、非常に細かく厳しく定められています。

 ところが、鴨川を徘徊する魔女(@Kamohai_)さんによれば「最近では多くの神社に防犯カメラが設置されており、携帯端末からでも映像を確認できる」ため、丑の刻参りのルールの1つ「儀式を行う様子を誰にも見られてはいけない」をクリアするのが非常に困難、とのことです。

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 「神社には本当に防犯カメラと装置があります、絶対にやらないでください」「光学迷彩を着ていくしかないかな……」「白装束と五徳は最低限欲しいですね」などの、注意喚起の意見や、現代のテクノロジーと古来の作法をどう両立させるかなど、さまざまな意見が寄せられています。

記事:たけしな竜美(@t23_tksn

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