「外見だけでなく内面も美しい」 ミラ・ジョヴォヴィッチ、娘と母国ウクライナ国旗をドレスで再現(1/2 ページ)
カンヌのレッドカーペットで。
俳優のミラ・ジョヴォヴィッチが5月29日にInstagramを更新。母国ウクライナへの思いを込めたドレスルックを披露しています。
ミラは27日、米エイズ研究財団「amfAR」がカンヌ映画祭期間中に主催したガライベントへ14歳の長女エヴァー・アンダーソンと一緒に出席。ミラはスカイブルー、エヴァーはイエローのドレスをチョイスし、ミラの母国ウクライナ国旗を思わせるルックが話題となりました。
ミラによれば、ドレスはウクライナ出身のデザイナーによるブランド「LEVER COUTURE」のもの。娘との2ショットを「レッドカーペットでは、娘と一緒にウクライナ国旗を完成させました」と誇らしげに伝えています。ミラはエンターテインメントメディア「People」のインタビューに、このドレスを選んだ理由を「ウクライナには戦火を生き抜く家族がいる。彼らの思いをここで表現したかった」と答えています。
コメント欄にミラに連帯を示す水色と黄色のハートの絵文字の他、「サポートありがとう。ウクライナより」という現地からの声や、「外見だけでなく内面もすばらしい」「すてきな動機」とミラの行為をたたえる声が寄せられています。
幼少期に国を離れて現在は主にアメリカを拠点としているものの、ミラは旧ソ連時代のキーフ(キエフ)生まれ。一方で母方はロシア系で、本人もロシア語を得意としています。ロシア軍のウクライナ侵攻が始まると「私の血筋はロシアとウクライナ両国にひも付いているので、身が引き裂かれる思い」とInstagramにやり切れない思いを投稿。「戦争は戦争」と非難しウクライナへの支援を訴えていました。
なお、イベントに同行した長女エヴァーは、両親の影響もあって大の親日家。4月には流ちょうな日本語で「私はいま14歳ですが、日本に行ったとき何をしたらいいか、どこに行ったらいいかお勧めはありますか?」と問いかける動画が大きな話題となりました(関連記事)。
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