約7年ぶりの全面刷新、レクサス新型「RX」世界初公開　気持ちのいい走りを実現する「Fスポーツ パフォーマンス」モデルも（1/6 ページ）

　トヨタ自動車／レクサスは2022年6月1日、新型SUV「RX」を世界初公開しました。

　RXは、レクサスの中でもラグジュアリー志向となるミドルクラスSUV。約7年ぶりの全面刷新となる新型RX（5代目）の外観は、レクサス初のBEV「RZ」（関連記事）に続く、フロントグリルとボディーが一体となった「スピンドルボディ」を採用し、低重心で踏ん張り感のあるスタイルと新たな塊感を表現しています。

　パワートレインは、2.4リッター直4ターボ＋ハイブリッドシステムの「RX500h」、2.5リッター直4＋PHEVシステムの「RX450h＋」、2.5リッター直4＋ハイブリッドシステムの「RX350h」、2.5リッター直4ターボエンジンの「RX350」の4種類。いずれもAWD（4WD）を用意し、RX350hとRX350にはFFモデルも用意します。

　パフォーマンスモデルとする「RX500h F SPORT Performance」では、RZに続く電動化技術を活用した四輪駆動力システム「DIRECT4」を採用。2.4リッターターボエンジンと後輪に搭載する高出力モーター「eAxle」を組み合わせた新開発ハイブリットシステムを搭載しました。

　車体サイズは4890（全長）×1920（全幅）×1695（全高）ミリ、ホイールベースは2850ミリ。従来モデルと比べると車体サイズは大きく変化していませんが、ホイールベースは60ミリ長くなり、居住性の向上が図られています。

　新型RXの日本での発売は、2022年秋ごろを予定しています。

（大泉勝彦）