いい天気、悪い天気は気持ち次第？　こぐまのケーキ屋さん（112）「いいてんき」：おまとめ こぐまのケーキ屋さん

　漫画家のカメントツ先生（@computerozi）がTwitter上で連載中の「こぐまのケーキ屋さん」。今週は第468話～第472話を振り返ります。

• （1）からまとめて読む

「いいてんき」

「いいてんき？」

「いいてんき？？」

「いいてんき？？？」

「いいてんき？？？？」

無敵のこぐま店長！

　梅雨に入って雨の日が続くと、「良くない天気が続きますねぇ…」とちょっぴり憂鬱になったりしますが、こぐまのケーキ屋さんはいつでも上機嫌です。なぜなら、雨の日は、新しい雨がっぱが着られるから！

　こぐま店長は笑顔で「あめもいいてんきです！」と言い、店員さんに“おにゅーのかっぱ”をうれしそうに見せます。そして、ちょっとでも外に出る機会が訪れると、「ここは…くまが…」とそわそわし出す店長。すぐにでも着たい気持ちが全身から出ちゃっているのがかわいらしいです。

　大好きな「かっぱ」さん柄の雨がっぱを着た姿がとってもあいらしく、外で雨と風を感じながら「くまは…あめのひも かぜのひも ゆきのひも はれのひも くもりのひも すきなので… とってもしあわせです！」とニコニコ笑う様子に、こちらもほっこりして笑顔になります。こぐまさんの前ではどんな天気もハッピーに！

　すてきな思い出を作ったこぐま店長でしたが、次の日、風邪を引いてしまったようです。それだけ雨降りの日をめいっぱい楽しんだ証拠でもあり、ある意味で子ども（こぐま）の特権かもしれませんね。「も～あめのひにそとであそぶから…」と言いつつ看病する店員さんとのやり取りが、すっかり親と子の関係でほほえましいです。

　コミックス『こぐまのケーキ屋さん』（小学館）は、最新第6巻が販売中です。今回も単行本限定の描き下ろしエピソードが収録されていますよ。