漫画家のカメントツ先生（@computerozi）がTwitter上で連載中の「こぐまのケーキ屋さん」。今週は第457話〜第459話を振り返ります。
作者：カメントツ
1986年生まれ、愛知県出身。デザイナー、イラストレーターを経て2014年から漫画家としての活動を開始。現在は小学館「ゲッサン」で「スタッフがおいしくいただきました」連載中。ほか代表作に、「カメントツのルポ漫画地獄」（オモコロ）、「カメントツの漫画ならず道」（ゲッサン）など。
Twitter：@computerozi
「まりとっつぉ」
スイーツ界の流行に乗るべきか、乗らざるべきか
これまでいろいろなお菓子を作ってお店に出してきたこぐまのケーキ屋さんですが、今回は出すかどうか、少し迷っている様子の店長です。人気のスイーツなら喜ばれそうですが、流行に乗っかることに対して「なんでしょうこのきもちは…!?」と頭を抱えます。素直に人気に乗っかれない気持ち、だれしもありますよね……！
ちなみにそのスイーツとは、最近ではコンビニでも見かけるようになったイタリア生まれの伝統菓子「マリトッツォ」。かるい食感のパンに生クリームを挟んだ、おやつにちょうど良さそうなお菓子です。店長のように、ちょっぴり名前を間違いやすいのも特徴かも（？）。
店員さんのアイデアで、オリジナルの要素を足して“特別なマリトッツォ”を作ってみようとします。しかし、すでに数々のアレンジマリトッツォが販売されており、オリジナリティーの難しさをあらためて感じる2人なのでした。ブーム中のモノを出すお店の苦労を垣間見た気がする……。
読者からは、流行りのものに対する気持ちに共感する声のほか、「こぐまさんのつくった“まりとっつぉ”たべたいです！」や「みんなきっと店長のマリトッツォ食べたいと思ってる」と、特別なアレンジをせずとも、こぐまのケーキ屋さんのスイーツなら食べたいといった声が寄せられています。
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