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「THE FIRST TAKE」に黒船襲来 “カレシ”に向けた自戒ソング歌う、英歌手ハリー・スタイルズを徹底解説(2/3 ページ)

歌手、俳優、ファッションアイコン。

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性別にとらわれない、議論上等のファッションアイコン

 日本大好きなハリーがここ一番で選んだ「Boyfriends」は、本人いわく「世の中の“彼氏”たちへ向けて、そして自戒の念も込めて書いた」という攻めの1曲。「ボーイフレンド(彼氏)たちは君がチョロい子だと思ってる」「君のありがたみをわかってないし誤解していることにすら気付いてない」と自分を含めた世の男たちの鈍感さを嘆きながらも、それでもそんな恋人を嫌いになれない“君”へ向けた楽曲となっています。

 なおハリーは楽曲内で、「ボーイ=彼」という言葉を使っていても、彼の恋人はあくまで君=youで、女性に限定していません。ハリー自身は女性と交際中であるものの、歌手以外に“ジェンダーフリーなファッションアイコン”としての側面も持っています。


米『VOGUE』登場時、話題をさらったドレス姿(画像は『VOGUE』公式Instagramから)

 これまで米ファッション誌『VOGUE』でGUCCIのドレスを着用したり、プロモーションにバレリーナのチュチュを着たりとフェミニンな装いが議論を巻き起こすこともしばしば。本人は「女性用、男性用といった垣根を取り払えばよりファッションを楽しめる」と主張を掲げつつ、スパンコールやジャンプスーツといった派手な衣装を次々と着こなし、ときには本人がデヴィッド・ボウイやエルヴィス・プレスリー、プリンスらとともに「インスピレーションを受けた」と名前を挙げるフレディー・マーキュリーに例えられてきました。

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フレディ、ボウイをリスペクト(画像はハリー・スタイルズ公式Instagramから)

 最近は長らく女性向けアクセサリーと見なされてきたパールネックレスがお気に入りで、レッドカーペットや私服でも気軽に取り入れ、カジュアルに、ドレッシーにと自由にファッションを楽しむ姿が“メンズパールブーム”の火付け役になるのではと期待されています。

映画ファンには知った顔? 大物クリエイターがこぞって起用する“俳優”ハリー

 ワン・ダイレクションの活動休止後は、音楽活動と並行して俳優としてのキャリアを積んでいるハリー。いきなり「ダーク・ナイト」シリーズのクリストファー・ノーラン監督作「ダンケルク」に起用され、華々しく銀幕デビューを飾ることになりました。

 さらに2作目は、「アベンジャーズ」でおなじみのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品「エターナルズ」でのカメオ出演。最新作の「Don’t Worry Darling(原題)」は恋人のオリヴィア・ワイルド監督作と、話題に事欠きません。

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