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人気動画クリエイターってどんな風にパソコンを使いこなしてるの? 「カズチャンネル」のカズさんに聞いてみた

ガジェットレビューで知られるカズさんに「Yoga Slim 760 Carbon」のレビューをしてもらいました。

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 仕事や学業に使うのはもちろん、趣味を楽しむ上でも多くの人にとってパソコンは欠かせない存在。自分で動画の撮影から編集まで行って大成功する動画クリエイターやゲーム実況者といった存在も、今ではすっかりおなじみになりました。

 ところでそんな動画クリエイターの人たち、一体どんなパソコンを使って人気動画を生み出しているのか気になりませんか?

 今回はパソコンをはじめさまざまなガジェットのレビュー動画を投稿している人気動画クリエイター、「カズチャンネル」のカズさんにいろいろとお話を聞いてみました。レノボのノートパソコン「Yoga Slim 760 Carbon」のレビューと合わせてご覧ください!

この日のために福井から東京に来てくれたカズさん

カズさんプロフィール

福井生まれ、福井育ちの超行動派動画クリエイター。ガジェットのレビューを始め、DIYや古民家改築、旅や料理動画、生活の全てを動画にしており、福井弁訛りの癒やしな話し方と、分かりやすいレビューには定評があり、優しい笑顔と明るいキャラクターで人々を魅了している。

「30~40台使ってようやく自分に必要なパソコンが見えてきた」

―― 今日はパソコンレビューに定評のあるカズさんにパソコン選びのこだわりやポイントなどを教えてもらいたいと思います。今回はレノボさんとのタイアップ記事ということで、人気ノートパソコン「Yoga Slim 760 Carbon」についてもぜひカズさん視点で実際にレビューをお願いできればと。

カズさん:よろしくお願いします!

―― ちなみにパソコンのレビュー動画もたくさん投稿してますけど、今まで何台くらいのパソコンを使ってきたんですか?

考え込むカズさん

カズさん:えーと……どうですかね、30~40台くらいはあると思います。

―― そんなにですか!

カズさん:それくらい触ってようやく自分に必要なパソコンが見えてきたかなと(笑)。

―― 言葉の重みがすごい……。そんなにパソコンって違うものですか?

カズさん:やっぱりパソコン選びって「用途による」ということになるんですね。動画編集やゲーム配信など高負荷のかかる作業がしたくて性能を追求したいとなると性能重視でハイスペックなパソコンを考えますし、出張などに持って行くならとにかく軽いノートパソコンがいいなとか。パソコンってそれぞれ個性が違うので値段が高ければいいというわけでもなくて、特殊すぎるスペックだとかえって自分の用途だと使いにくいってこともあります。

―― カズさんが買うのは基本的に「動画制作ができるパソコン」なんですか?

カズさん:間違いなく動画作りに関わるものですね、僕の場合は。動画編集や画像加工ができないと意味がないので、いくら軽かったり安かったりしてもそういうものは使わないです。

―― 「最低限ネットだけはできます!」みたいな激安パソコンとかもあるじゃないですか。ああいうものは使わないですか?

カズさん:遊びで買ったりはするんですけど、ほんとに「あっ、ダメだな」と(笑)。やっぱり安いものには安いなりの理由があるんだなということがいろいろ使ってみてわかりました。僕の用途では使えないというだけで、2~3万円のパソコンで十分だよという人もいると思いますけどね。

―― カズさんのように動画投稿をしてみたいという方も増えていると思うんですけど、動画制作をするにはやっぱりかなり高価なパソコンが必要なんですか?

カズさん:いや、最近のパソコンはミドルレンジのものでも4K動画の編集くらいならスムーズに動いてくれる印象ですね。OSや動画編集ソフトが最適化されてきたのもあって、全体的に性能の低すぎるものっていうのはなくなってきたと思います。今は30万オーバー出さなくても十分できるなあって。

―― 以前はそれくらい高価なパソコンじゃないと動画制作は難しかったですか?

カズさん:できなくはなかったですけどきつかったですね。編集作業だけじゃなく完成した動画を書きだすエンコードにもパソコンの性能が必要になるんで。昔は「10分の動画をエンコードするのに一体何時間かかるんだ!?」ってなってました。

―― 当時は「夜寝る前にエンコードしておく」みたいな話もよく聞きましたね。

カズさん:それで朝起きたらエラーが出てエンコードできてなかった、とかね(笑)。この「Yoga Slim 760 Carbon」みたいに、今はノートでも性能のいいパソコンがあるのでそういう問題はだいぶ減りました。

―― 今は動画制作がだいぶやりやすくなったんですかね。

カズさん:すごくやりやすくなったと思います。このあと詳しく紹介しますけど、「Yoga Slim 760 Carbon」も薄くて軽くて丈夫で目玉になる機能もいろいろついてるじゃないですか。それでいてびっくりするような値段でもないし。昔のノートパソコンだと、20万、30万お金を出してもフルHDの動画がカックカクみたいなお話にならないものも多かったので、いい時代になったなと思いますよ。

カバンにノートパソコンをぶっ刺して持ち歩く「超ミニマリスト」

―― 今回「Yoga Slim 760 Carbon」を触ってみて、どこが一番の魅力だと感じました?

カズさん:やっぱり14インチ、2.8KのOLEDディスプレイで表示する色の確実な再現と臨場感ですね。これはほんとにすごいですよ。ディスプレイは「Yoga Slim 760 Carbon」の大きな特長じゃないですか。

カズさんも驚いたOLEDディスプレイ

―― 動画クリエイターとしてディスプレイにはやっぱりこだわりがあるんですか?

カズさん:OLEDは普通の液晶とは雲泥の差がありますね。夜のシーンの編集とかをしてるとよくわかるんですが、黒の見え方とかが全然違います。あとは解像度が高いと1画面で作業したり配信したりするときに便利なんですよ。

―― 1画面で配信することもあるんですか?

カズさん:出張先とかだとノートパソコン1台で配信することもあるんですよ。解像度が高ければ1画面に配信ソフトとかみんなのコメントとかを全部表示できて便利なんです。解像度が素晴らしすぎてDot by Dotで表示するとめちゃめちゃ文字が小さくなっちゃうんですけど、僕結構好きでよくやるんです(笑)。解像度が高くて文字が小さい分にはそこを拡大すればいいだけですが、解像度が低いと逆はできないんで。1画面に情報をたくさん表示させる必要がある配信のときには特にありがたいですね。

自宅ではマルチディスプレイなどより快適な環境を追求する一方、「1台には1台の戦い方がある」とも語るカズさん

―― なるほど。確かに素人目に見てもディスプレイがきれいなのは一目で感じました。

カズさん:いいディスプレイを使うと作業効率もよくなるし単純にテンションも上がるのでメリットがたくさんあるんですよ。あえて言うならこれに慣れ過ぎちゃうと他のディスプレイを使ったときに「画質こんなもん?」ってテンション下がっちゃいそうなのがデメリットと言えばデメリットかもしれません(笑)。でもほんとにそれくらいいいですよ。これと同等クラスのディスプレイをもう1台別で用意しようと思ったら最低10万くらいかかるんじゃないかな。

―― 「Yoga Slim 760 Carbon」はスピーカーもこだわっているので映画とかを楽しみたい人にもよさそうですよね。

カズさん:Dolby Atmos®︎対応の4つのスピーカーがついてるんですよね。音もすごくいいなと思いました。スピーカーがいいと編集時に自分の声もはっきり聞こえるし作業が捗ります。

Dolby Atmos対応の4スピーカーで迫力のサウンドに

―― パソコン選びの際はスピーカーも重視しますか?

カズさん:僕は圧迫感のあるヘッドホンよりスピーカー派なので大事ですね。ただ、優先順位としては他の要素より少し落としてます。というのも音に関しては最悪いいヘッドホンを買うとかで代用できるとこもあるので、どちらかというとディスプレイとか重さとかどうにもならない部分を重視してるんです。でもこのスピーカーはほんとによいので、まさに映画を見たい方とかいい音でプレゼンしたいビジネスマンの方とかにはオススメだと思いますよ。

―― そのあたりの選び方が「用途に合わせて選ぶ」ということなんですね。ちょうど話に出た重さについてはどうですか?

カズさん:約1.1キロだから相当軽いですよね。しかもこのA4サイズが僕の大好きなサイズ感なんです。最近は出張のときとかこんな感じでカバンにぶっ刺してきちゃうんですよ。

カバンにこうして
こんな感じです

―― ものすごいラフですね(笑)。

カズさん:ここに一眼カメラと三脚をぶら下げてくるときもあるんですけど、外に行くときはそれで撮影フルセットです。超ミニマリストなんで、自分(笑)。

―― 40台以上パソコンを買ってたどりついたスタイルがそれだったと。

カズさん:めちゃめちゃいろいろ買って吟味した結果こうなりましたね。以前、ゲーミング用のノートパソコンを買って「これで外でも気軽にゲームができるぞ!」と思ったことがあるんですね。ところが本体の質量が3キロくらいあってそれを充電するアダプタも1キロとか2キロとかあるんですよ。これ全然気軽じゃねえなと(笑)。人間やっぱ軽いほうが身動き取りやすくなりますね。

―― 「Yoga Slim 760 Carbon」は薄いのに堅牢性も高いんだそうですね。

持ち運びの多いノートパソコンで最も重視するのは「薄くて軽くて丈夫なこと」

カズさん:アメリカの国防総省が定めるミリタリーグレード(MIL-STD-810H規格)に準拠してるんですよね。カーボン製だから軽いのに頑丈なのであちこち持ち歩くのに向いてると思います。あと電車とか飛行機の中で作業するときって隣の人の邪魔にならないかとか気になるじゃないですか。そういう意味でもこの14インチというコンパクトなサイズがベストで、15インチだとちょっと大きすぎるんですよね。

―― 確かに家だと気にならないけど外に持ち出したら大きくて持て余すことってありますね。

カズさん:キーボードも打ったときの戻りがよくて打鍵感がいいですね。トラックパッドも大きくて反応がいいので使いやすいです。ノートパソコン1台だけで戦おうとするとこういう部分も代わりが効かないので、しっかり見ておくようにしてます。

キーボードの打鍵感はしっかりチェックしたいポイント

―― そういう細かいところの見方はパソコン選びに迷っている方の参考になりそうですね。

カズさん:個人的にUSB Type-Cが左右にあるのがポイント高いですね。僕はノートパソコンを使うのは出張時になるんですけど、ビジネスホテルとかの信じられんような狭い机でカメラ置いてスイッチャー置いて配信して……とかするときがあるんです。そういうとき、左右どちらにも配線の取り回しができるとめちゃめちゃ助かるんですよ。

動画クリエイターならではのこだわりポイントも

「いいパソコンを買うのは人のパフォーマンスを発揮するための投資」

―― 動画制作をしている人ってかなり考えてパソコンを選んでることが伝わってきました。カズさんはチーム体制で動画制作をしていると聞いたんですが、どんな風に役割分担しているんですか?

カズさん:チームと言っても弟や嫁さんのお兄ちゃんとかに声をかけていった感じで家族経営の八百屋さんみたいな感じですけどね(笑)。今のメンバーは6人かな。企画班とかそれぞれ役割はあるんですけど、動画編集は全員できるようになってますね。

最近はチーム体制で動画を投稿するYouTubeチャンネルも増えているそう。「昔は1人でやってましたけど自分も家族持ちなんで朝から晩までパソコン触ってるわけにはいかないなと(笑)」

―― 編集メンバーのパソコンもカズさんが選んでるんですか?

カズさん:そうですね、仕事柄パソコンを触ることが多いんで僕が配っていくってスタイルでやってます。ひとつ統一していることとしては「ストレージは2TBにする」ってことですね。

―― あ、やっぱり動画とか重いデータを扱うから大きめのストレージにしてるんですか。

カズさん:それもあるんですけどどちらかというと「2TB以上の仕事はしないようにする」って決まりなんです。こういう仕事だとみんな4TBとか8TBとかにしたがるんですけど、僕らのチームは2TB以上のデータはどんどん削除していこうと。過去の動画素材とかをいつか使うかも……とかって残していくと管理も大変だし捨てちゃおうと。必要になったらまた新しく撮ろうって感じで新陳代謝をよくしてます。

―― へー、面白いやり方ですね。動画制作も「超ミニマリスト」志向。

カズさん:あと僕、親父の会社を継いでいてネットでホームシアターを売っているガチの会社もやってるんですけど、そっちで使うパソコンは薄くて軽いノートパソコンを選びました。動画編集もしないしストレージも512GBあれば十分で。もっと少なくてもいいくらいです。

―― それもやはり用途に合わせて選んだわけですね。

カズさん:価格もそんなに高くないものなんですけど、それまで10年前くらいのデスクトップパソコンを使ってたので新しいノートパソコンを見て「なんだこれは!」と驚いてました(笑)。コロナ禍の影響でオンラインで仕事をすることも増えたので、パソコンの進化を実感した人も多いのかもしれないですね。

仕事内容に合わせたパソコンチョイスができるのも長くパソコンを使ってきたカズさんならでは

―― あらためて「Yoga Slim 760 Carbon」を今パソコンを買おうとしている人にオススメするとしたら、どんなところになりますか?

カズさん:自分的にはやっぱりOLEDディスプレイがイチオシで、これはほんとにトップクラスだと思います。これ以上となるとほんとにわずかな差しかないマニアックな世界になるかなと。全体としても使い勝手がよくてなんでもこなせるオールマイティなところがいいですよね。よく大学生とかに「オススメのパソコンないっすか?」とか聞かれるんですけど、間違いなくオススメできる1台だと思いますよ。

―― 用途に合わせてパソコンを選ぶのが大事だというお話でしたけど、オールマイティに使えると「まだ自分がパソコンで何をしたいのかよくわからない」という初心者にもオススメできますね。

カズさん:「最新のゲームを最高品質でプレイして同時に配信もしたい」とかだと専用のパソコンを買ってね、ということになりますけど(笑)。オンライン授業や仕事で快適に使えるのはもちろん、動画編集なんかも問題なくできますし、スピーカーやインターフェースもいいし、快適に使えるSSDや生体認証などの最新機能もそろってますし、買って後悔することはないと思います。

「周りより上位スペック持ちになれる」と太鼓判

―― そういえばカズさんはパソコンの予算ってどう考えてますか? お金がない学生さんとかだとやっぱり「なるべく安くしたい」って思う人も多いのかなと思うんですが。

カズさん:僕は「いいパソコンを買うのはその人のパフォーマンスを出すための投資」だと思ってるんです。あんまどこかを悪く言うのもあれだけど、お役所とか行ってMicrosoft Excelも重くてなかなか動かないようなパソコン使ってたりすると「いやいや、そこ投資するべきでしょ」って(笑)。

―― そういうことを思ってる人は多いと思います(笑)。「Yoga Slim 760 Carbon」には最新のMicrosoft Office搭載モデルもありますよ、と。

カズさん:企業の人や学生さんはやっぱり必須だと思うのでMicrosoft Officeが入っているパソコンを選んでおくのがいいと思いますよ。ともかくパソコンを買うのは一発で終わるけど人を雇うのは継続的にお金が必要なわけで、その人のパフォーマンスを発揮してもらうにはやっぱりある程度のパソコンスペックは必要だと思うんです。だから僕はいいと思ったパソコンはガッと買って編集メンバーに配ったりしてるんです。パソコンがよくなるだけで2人分みたいな働きになるわけですからね。

―― なるほど。「いいパソコンはいいパフォーマンスを発揮するための投資」、すごく参考になる考え方でした!

 ということで動画クリエイターのカズさんにお話を聞いてきました。数々のパソコンを使ってきたカズさん流のパソコン選びには参考になる点が多かったんじゃないでしょうか。みなさんもぜひ自分のパソコン選びの際に役立ててみてください。

 今回、カズさんにレビューしてもらった「Yoga Slim 760 Carbon」はレノボ公式サイトおよび家電量販店で好評販売中です。カズさんも思わずテンションが上がってしまったというOLEDディスプレイの美麗さなどは、日常的な利用シーンを豊かにしてくれるのはもちろんパソコンでクリエイティブな活動をしたい人にもぴったり。人にちょっと自慢したくなるようなノートパソコンを持つというのも、“自分への投資”としてアリな選択肢かもしれませんよ。

提供:レノボ・ジャパン合同会社
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2022年6月28日

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