武尊、パニック障害とうつ病で無期限休養を発表　涙の会見後、ワンオクTakaが笑顔のショット公開で「お疲れ様」

　K-1スーパーフェザー級王者の武尊（たける）さんが6月27日、東京都内で緊急記者会見を開き、無期限休養に入ることを発表しました。

　6月19日に東京都内で開催された格闘技イベント「THE MATCH 2022」で、RISEフェザー級王者那須川天心さんとの試合に挑んでいた武尊さん。格闘技界の垣根を超えた世紀の一戦に多くの格闘技ファンをはじめ、芸能界からの注目も集めた試合でしたが、判定負けの結果となっていました。

　武尊さんは、試合後初となる今回の記者会見にK-1のベルトを持参して登場。「K-1の代表として戦っていたつもりだった」とした上で、「負けてしまったのでK-1を背負う資格はない」として、K-1中村プロデューサーにベルトを返上しました。

　会見では、試合後、ファンの期待に応えられなかったことや、負けた悔しさからインタビューをまともに受けられず、ファンにも感謝を伝えられなかったと吐露。あらためてファンに対して、「敗れてしまったんですけど、たくさんの人に会場に来てもらって、東京ドームで超満員のお客さんの中で最高の相手と最高の試合をさせてもらった」「ファンの人、関係者、天心選手、関わってくれた全ての方に感謝したい」と感謝の思いをコメントしています。

　また、今回発表した無期限休養に関して、数年前から精神科に通っておりパニック障害とうつ病の診断を受けていることを公表。これまで病気とうまく付き合ってきたそうですが、「今回の試合前に体調が悪くなった時期があって、そのときに今の格闘家としての人生ではなく、これからの人生を考えたときにいったん治さないと」と試合前の時点で休養を考えていた状況を説明しました。

　その他、体にもさまざまなトラブルを抱えていることを説明し、「まずはその戦いにしっかり勝って元気な姿を。また、その戦いを皆で応援してくれたら嬉しいなと思います」と闘病への意気込みを見せました。

　なお、いつ撮られた物かは不明ですが、会見後にロックバンド「ONE OK ROCK」のTakaさんが、「武尊お疲れ様」とモデルのローラさんとともに寿司店で武尊さんをねぎらう3ショットを投稿。武尊さんは、会見では涙を見せる場面もありましたが、写真では笑顔を見せています。