「完璧すぎる」「美しい」 糸が織りなす刺しゅうの風景画がステキ まるで水彩画のよう(1/2 ページ)
牧歌的な風景に癒されそう。
米メリーランド州を拠点に活動する刺しゅうアーティスト、ケイトリン・ベイツさんの刺しゅうの風景画が、美しいと好評を博しています。
ケイトリンさんが手がける刺しゅうの風景画は水彩画のような美しさに加え、牧歌的情緒漂う素朴さが魅力となっているようです。石垣の上に建つ家をモチーフにした刺しゅうは完成までに105時間も費やしたとのこと。そんな渾身の作品には「完璧すぎる」「美しい」といった声が寄せられています。
また、緑の木々の中に石造りの建物が建つ作品は、2021年にケイトリンさんが訪れたペンシルベニア州にあるロング・ウッド・ガーデンズの風景をモチーフにしたもの。縦35.5センチ×横27センチの大きさの刺しゅうの風景画は約169時間もかけて完成させたそうです。
幼いころ、ロシアで過ごしたというケイトリンさんは刺しゅうを学ぶ教室や本などもなく、当時は特に興味もなかったといいます。ところが大人になり米国に移り住んで子どもが生まれると、自宅で過ごす時間が多くなったことからクロスステッチ刺しゅうでクッションカバーなどを作るように。
それからというもの独学で刺しゅうを学び、今では多くの人を魅了する刺しゅうの風景画を手がけるまでに……。現在ケイトリンさんの刺しゅうの風景画は、ハンドメイドの商品を主としたオンラインマーケット「Etsy」で販売していますが、商品の発送は米国内だけのようです。
Instagramには他にも宇宙をテーマにした刺しゅうや白糸のように水が石に滴り落ちる風景の刺しゅうなど、見てるだけで癒されそうな作品が多数投稿されています。
Image credit:Ekaterina Sinchinova(Instagram)
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