タイで見かけた「日本人にだけ読めないフォント」に脳が混乱 “謎の日本語”に「平行世界に紛れ込んだかと」(1/2 ページ)
頭が勝手にカタカナとして読んでしまう……!
タイのカフェで見かけた「謎の日本語」が、よく見るとアルファベットで書かれた単語だったエピソードがTwitterで話題です。これは“日本人にだけ読めない”やつ……!
投稿されたのは、カタカナで「ホムナコサム」「サロイエコサム」と書かれたように見える卓上POPの写真。しかし、「コ」が「匚(はこがまえ)」だったり、単語として意味不明だったりと、違和感を覚えます。
漫画家の小林眞理子(@mariko_asia27)さんがタイのお店で見かけて、「すごくオシャレなカフェだからこの“謎の日本語”にもきっと意味がある」と見続けた結果、数日後「MATCHA」「HOJICHA」と書かれていることに気づきました。「ホ」が「M」、「ム」が「A」で……確かにこれアルファベットだ!
どちらも日本茶で、POPには日本国旗も描かれているので、日本っぽさを出すために意図的にカタカナっぽいフォントにしたのかもしれません。しかしその演出により、日本人がみんな混乱してしまう結果になっているのが面白いです。
Twitterでは「これは難解。頭めっちゃ柔らかくして見ないと読めない」と全くわからなかったという声が多くみられ、「日本人だからこそ騙されるフォント」「日常で見つけたら、平行世界に紛れ込んだかと思うわ」なんて声が上がり話題になっています。
ちなみに同様の「日本人にだけ読めないフォント」は、2015年頃にネット上で話題に。この時注目を集めたフォント「Electroharmonix」は、カナダ出身のRay Larabieさんが1998年に作ったフリーフォントで、同じようにアルファベットの各文字がカタカナっぽく置き換えられたデザインでした。
投稿者の小林さんによると、「タイには嘘っぽい日本語もたくさんある」とのこと。そのため今回もスルーしそうになりましたが、このお店はきちんとしているカフェということもあり、注意深く見てみたところ気づけたそうです。
小林さんは普段、タイでの楽しい日常を漫画にしてTwitter上やpixivFANBOXで公開中。「タイのひとびとシリーズ」では、さまざまな人との出会いが描かれ、クスッとくるエピソードに元気をもらえます。
画像提供:小林眞理子(@mariko_asia27)さん
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