「救急隊に食事の時間を!」 さいたま市消防局のツイートに4万RTの反響 「気にせず休んで欲しい」「食事や水分摂取は当然のこと」(1/2 ページ)
過去に意見があったのか聞きました。
さいたま市消防局が、救急隊のコンビニなどの利用について「ご理解をお願い致します」とTwitterで発信し、リツイートが4.5万を超えるなど反響を呼んでいます。
ツイートでは、コンビニなどで飲食物を購入・食事する理由について「救急出場が続くと、救急隊が消防署に帰れない時があります」と理由を説明。また常に出場できる体制を取りつつ休憩していることを伝えています。
なお、さいたま市のWebサイトでも、「救急隊に食事の時間を!」のページで同じく救急隊のコンビニや売店の立ち寄りについて理解を求めています。
Twitter上では「出動続いて激務だと思います。どうか、お食事休憩取って休んでください」「暑い中大変お疲れ様です。隊員の皆様もお気をつけて」など、救急隊を気遣う声が寄せられ、「食事や水分をとるのは当然です」「全国に知られてほしい」といった声が多く寄せられています。
現在の状況や実際に指摘があったのか、さいたま市消防局にお話を伺いました。
――ここのところ救急車の稼働率が増えているといったニュースをよく耳にしますが、さいたま市消防局でもやはり救急車の出動要請は増えていますか。
「そうですね、熱中症や新型コロナウイルスの感染拡大の影響などもあり、多いときで1日に300件を超える要請があることもあります。こうした状況もあり、なかなか救急隊が所属の署に戻ることができず、外で食事や休憩をとることが増えている状況です」
――救急隊が外で休憩や食事をとっていることについて、過去に市民から意見などはあったのでしょうか。
「いえ、具体的に何か意見があったというわけではないのですが、外で休憩をとることについていろいろと感じられる方もいらっしゃると思いますので、実際にはすぐ出動できる態勢なんですということを前もってお伝えしておければと思い、ツイートした次第でした」
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