「PSYCHO-PASS」の“10周年プロジェクト”、新作「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE」制作も決定（1/2 ページ）

　アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」の“10周年プロジェクト”が10月からスタート。シリーズ最新作となる「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE」の制作も発表されました。

　「PSYCHO-PASS サイコパス」は、人間の精神を数値化する“シビュラシステム”が導入された約100年後の未来を舞台に、正義を問われる刑事たちの姿を描いた群像劇。

　2012年10月からテレビアニメ第1期がスタートし、2014年10月から第2期、2019年10月には第3期を放送。また、2015年1月に映画「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」、2019年には3部作映画「PSYCHO-PASS サイコパス | SS Sinners of the System」も公開されるなど人気長寿シリーズとなっています。

　今回発表されたプロジェクトでは、メインキャラ・狡噛慎也役を務めている声優・関智一さんをアンバサダーに起用。

　プロジェクトメインビジュアルの商品やキャラデザを担当した恩田尚之さん描き下ろしの狡噛イラストグッズを販売する全国巡回物販催事「PSYCHO-TOUR in ロフト」を11月から半年以上にわたって開催する他、テレビシリーズの名場面をブラウザを介して鑑賞できるオンライン展覧会「『PSYCHO-PASS サイコパス』-ONLINE EXHIBITION-」を12月から実施するなど、10年に及ぶ作品の歴史を楽しく振り返ることができる内容となっています。

　また、2020年の「PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR」以来となる、新作映画「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE」の存在も明らかに。監督は過去と同様に塩谷直義さんが務め、「Production I.G」が制作を担当するとのことです。

　公開されたティーザービジュアルでは、公安局刑事課一係の監視官・常守朱を中心に宜野座伸元、霜月美佳、雛河翔らと、分析官の唐之杜志恩がそろった他、狡噛、花城フレデリカら外務省海外調整局行動課のメンバーと、常守の捜査を分析官として支えていた雑賀譲二といったテレビシリーズのキャラも登場。10周年にふさわしい集大成となりそうな雰囲気を醸し出しています。

(C)サイコパス製作委員会