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劇場版「モノノ怪」2023年公開予定で制作決定! さらに舞台化、アニメ「モノノ怪」&「怪〜ayakashi〜」配信決定

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 劇場版「モノノ怪」の制作が決定。2023年公開予定で、特報映像とティーザービジュアルが公開されました。さらに、舞台化も決定し、追って続報が発表されるとのことです。

劇場版「モノノ怪」ティーザービジュアル
劇場版「モノノ怪」ティーザービジュアル
劇場版「モノノ怪」タイトル
劇場版「モノノ怪」タイトル

 2007年7月にフジテレビ「ノイタミナ」枠他で放送されたアニメ「モノノ怪」は、和紙のテクスチャーなどCG処理を組み合わせて、今までにない斬新な映像を生みだし話題に。放送から15周年を迎え、十五周年記念企画が始動していました。

 劇場版の制作決定は6月18日に開催されたイベント「十五周年記念祭」で発表されたもの。特報映像では中村健治監督演出の新規描きおろしアニメーションカットに加え、櫻井孝宏さん演じる薬売りの新規ボイスも収録されています。

 薬売り役を続投する櫻井さんは、「作品のルーツは2006年にノイタミナでオンエアされた「怪〜ayakashi〜」の一編でした。その名も『化猫』。数年を経て『モノノ怪』が始まり、その結びの一編もまた『化猫』でした。そして2022年。化猫に始まり化猫に終わっていた作品が三度動き出します。心の底から楽しみです」とコメント。

 プロデューサーの山本幸治さんは、「この世界観を密度の濃い大きなスクリーンで表現できたらもっとすごいことになるだろうと思いました。中村健治監督の久しぶりの、そして原点でもある作品です。いくつもの困難を越えてようやく企画が実現しました。お楽しみに」と期待をあおっています。

 中村監督は、「今、私達は個人の幸せと組織や社会全体の幸せが合致する世の中で生きているのでしょうか。自分はあることですごく辛いのに、世の中・社会全般ではそれが普通だと判断されていたりすることはないでしょうか? さらに言えば、歴史上で個人と社会全体の幸せが合致して上手くいっていた世界なんてあったのでしょうか? その矛盾から生じた捻じれた気持ちと情念を描きながら、産まれてしまったモノノ怪をまるで私達自身を斬るかのように鮮やかに薬売りに斬ってもらいたいと思っています」とコメントしています。

 また、アニメ「モノノ怪」15周年にちなんだ絵師15人による描き下ろしビジュアル公開企画が、アニメ公式Twitterでスタート。第1弾に、「モノノ怪」のコミカライズを担当した蜷川ヤエコさんのビジュアルが公開されています。

「モノノ怪」十五周年企画
コミカライズを担当した蜷川ヤエコさんによるビジュアルが公開

 さらに、6月24日18時から、ノイタミナ公式YouTubeチャンネルでアニメ「モノノ怪」全12話が一挙配信。さらに、前身となっった「怪〜ayakashi〜」化け猫全3話も配信されます。

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