買えるのは今だけ! 崎陽軒「シウマイ弁当」59年ぶりのおかず変更 中身の違い、分かりますか?【購入レポ】(1/2 ページ)
シャケだー!
崎陽軒の名物商品「シウマイ弁当」のおかずの一部が、2022年8月17日から23日までの1週間限定で変更となっています。どこが変わっているか、分かりますか?
シウマイ弁当は、豚肉と帆立の貝柱を使ったシウマイ(※シュウマイとは呼びません)の他、小梅と黒胡麻を乗せた俵型ご飯、鮪の漬け焼、蒲鉾、鶏の唐揚げ、玉子焼き、筍煮、あんず、切り昆布&千切り生姜が入った有名な駅弁。神奈川県と東京都を中心とした直営約160店舗での販売に加え、駅構内などでの委託販売も行っています。
このうち「鮪の漬け焼」が、8月17日から23日までの1週間限定で「鮭の塩焼き」に変わっています。魚の種類が変わるのは、1963年にぶりの照り焼きから鮪の漬け焼に変更して以来、約59年ぶりです。
変更の理由については、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大による世界的なサプライチェーン混乱などの影響で、原材料の鮪について必要数量を確保することが難しくなったためとしています。
具材の変更は23日までの一時的なもので、24日からは鮪の漬け焼に戻る予定です。これについてネット上では、1週間限定の販売ならむしろ貴重だとして期待するシウマイ弁当ファンの声が多数寄せられていました。
実際のシウマイ弁当を見比べてみると、掛け紙やかぶせ蓋にピンク色の帯で具材の変更を案内しています。中身についてはおかずの一つが変わっただけなので、「鮪の代わりに鮭が入っているな」という印象で、極端な違いはありません。
ちなみに、シウマイ弁当にはもともと2種類の容器があり、横浜市内の工場で製造されたものは掛け紙を紐でしばった駅弁らしい見た目のもの、東京都江東区の東京工場で製造されたものは箱型の蓋をかぶせて透明のフィルムで包装したものとなっています。なお、神奈川県内でなくとも、羽田空港や大井町駅などでは横浜市内の工場で製造されたタイプのシウマイ弁当を購入できます。シウマイ弁当を購入する際はぜひ製造工場によるパッケージの違いにも着目してみてください。
(大泉勝彦)
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