「仮面ライダーBLACK SUN」、10月28日配信開始　追加キャスト発表でファン喜び「ビルゲニアとクジラも出てくる」

　特撮ドラマ「仮面ライダーBLACK SUN」が10月28日からAmazon Prime Videoで配信開始。YouTubeチャンネル「東映特撮YouTube Official」では、「18＋（成人向け）」のレーティングである同作の過酷な世界観を映した特報映像第2弾が公開されました。

　仮面ライダーシリーズ生誕50周年記念作として配信される「仮面ライダーBLACK SUN」は、俳優の西島秀俊さんと中村倫也さんのダブル主演。怪人の頂点たる存在「創世王」の候補として改造された南光太郎を西島さんが演じ、その思想から親友の光太郎と対立することになるもう1人の「創世王」候補・秋月信彦を中村さんが演じます。

　国が人間と怪人の共存を掲げ、半世紀が過ぎた2022年を舞台とする同作。人の姿になって暮らす怪人と人間が衝突を繰り返している騒乱の時代を描く作品で、特報映像では信彦が怪人たちに、「ここは人間だけの世界ではない！　俺たちの世界でもある！」と呼びかけるシーンが映されています。

　特報第2弾と合わせて追加キャストも発表され、オリジナル作品「仮面ライダーBLACK」でも人気キャラクターだったビルゲニア役として三浦貴大さん、コウモリ怪人役として音尾琢真さん、クジラ怪人役として濱田岳さんが出演。物語の重要な鍵を握る三神官のキャストも明らかとなり、バラオム役をプロレスラーで俳優のプリティ太田さん、ビシュム役を吉田羊さん、ダロム役を中村梅雀さんが熱演します。

　また、8月29日から同作のTwitterアカウント限定でキャストのコメント映像を毎日公開。第1弾ではビルゲニアを演じる三浦さんがオファーを受けた際の感想を語っており、幼少期は“怪人側の美学”に格好良さを覚えていたと明かしています。

　特報映像公開を受けコメント欄には、「BLACKの設定でファイズ的なテーマを扱ってる感じ。どっちも好きな作品」「歴代でも屈指のメッセージ性の強い作品になりそうだ」「ちゃんとビルゲニアとクジラも出てくるのが何か嬉しい」など、期待や喜びの声が寄せられています。

ビルゲニア(古代甲冑魚怪人)役：三浦貴大さんコメント

　僕が仮面ライダーシリーズに怪人役として出演するなんて思ってもいませんでした。そんな怪人に対して、敵側にも敵側の美学があって、幼少期にはものすごくかっこよさを感じたのを覚えていて、改めてそちら側で出られることが嬉しいです！　物語の中では、ビルゲニアが持つ信念がさまざまな出来事を起こしていきます。ぜひご注目ください！

コウモリ怪人(大蝙蝠怪人)役：音尾琢真さんコメント

　今回私が演じるコウモリ怪人は、ありとあらゆる登場人物のところにひょっこり現れるようなキャラクターで、その度に周りの皆に愛されたり、愛されなかったり……。そんなコウモリ怪人を一体どんな運命が待ち受けているのか、ぜひお楽しみに！

クジラ怪人(白長須鯨怪人)役：濱田岳さんコメント

　「仮面ライダーBLACK SUN」は、観た人それぞれが色々な気持ちを抱くようなストーリーが魅力の一つだと思います。僕が与えられたクジラ怪人役という任務に対しては、わくわくの気持ちしかなかったですね。物語が進むにつれ垣間見える“クジラ怪人らしさ”をぜひ楽しんでいただけたらと思います。

バラオム(剣歯虎怪人)役：プリティ太田さんコメント

　特撮が大好きなので、オファーをいただいた時は素直に嬉しかったです！　プロレスラーとして悪役を演じることもあるので、今回の演技にも素の自分で挑んでいます！　仲間思いなバラオムが怪人としてどのような道を歩むのか、ご注目ください！

ビシュム(翼竜怪人)役：吉田羊さんコメント

　ヒーローものといえば怪人や悪の結社など、明確な外部の敵が設定されていることが多い一方で、今作では、それが思想や生き物の尊厳という内面的なものとして描かれていて、ぜひ大人の方にこそ観ていただきたい作品だと思います。「仮面ライダーBLACK SUN」配信をお楽しみに！

ダロム(三葉虫怪人)役：中村梅雀さんコメント

　まずオファーをいただいた時は人間じゃない役ができるんだということにとても喜びました。そして大好きな白石監督と共に、共通のいたずら心のようなものを持って挑めましたね。ダロムが示す“怪人の生きる道”がどのように他の怪人たちと呼応していくのか、どうぞおしまいまで見守ってください。

(C)石森プロ・東映
(C)「仮面ライダーBLACK SUN」PROJECT