仮面ライダーシリーズ最新作「仮面ライダーギーツ」(9月4日放送開始)の制作発表会見が8月7日行われ、主演の簡秀吉さんを始めメインキャストらが勢ぞろいしました。令和ライダー4作目となる今回は、仮面ライダーたちが謎だらけのスリリングな生き残りゲームで競い合うバトルロイヤルもの。キツネとタヌキの化かし合い?
出自も目的も不明な謎の敵「ジャマト」の脅威から街の平和を守るためのゲーム=「デザイアグランプリ」。ゲームの参加者たちは各自仮面ライダーに変身し、敵を倒したり人々を救ったりすることで得られるスコアを競いながら勝ち残り、褒賞である「理想の世界をかなえる権利」を目指していくという世界観が展開する同作。
そこに挑む主人公で、白いキツネがモチーフの仮面ライダーギーツに変身する浮世英寿(うきよ・えーす)を演じるのは簡秀吉さん。役が決まった際には「家に帰ってお母さんに電話で報告したら、すぐさま『調子に乗るな』って言われました」と初々しいエピソードを披露。天才的な戦闘センスで無敵を誇る謎多き男という役柄を演じるにあたっては、「まだ謎が多いキャラクターです。何を考えているかわからないので、ちょっと時間はかかりましたが、少しずつ役柄をつかんできています」とコメントしています。
緑のタヌキがモチーフの仮面ライダータイクーン・桜井景和(さくらい・けいわ)を演じるのは佐藤瑠雅さん。何事にも真っすぐで第一に他人のことを考える正統派ヒーローらしいキャラクターという景和について、佐藤さんは「視聴者のみなさんと一緒に物語を進行して行くキャラでもあります。かわいい景和くんを愛してください!」と積極アピール。
金の猫がモチーフの仮面ライダーナーゴ・鞍馬祢音(くらま・ねおん)を演じるのは星乃夢奈さん。ヒロインであり、すごい数のフォロワーを抱えるセレブ系インフルエンサーながら一般人に憧れるという祢音について、星乃さんは「やると決めたらトコトンやるけど、どこかお嬢様感が出てしまうなど、第1話からキャラクター全開です」と明るくアピールしています。
紫の牛がモチーフの仮面ライダーバッファ・吾妻道長(あづま・みちなが)を演じるのは杢代和人さん。英寿をライバル視する一匹狼という道長について杢代さんは「人情というか仲間思いな部分は強く持っていて、熱い男」と表現。「ギーツとライバル関係なので、バチバチ感を見せていきたい。戦闘スタイルもド派手でカッコいいです」と語っています。
また、デザイアグランプリのナビゲーターを務めるツムリ役を演じるのは青島心さん。人間なのかどこから来たのかもわからない謎の存在というツムリですが、青島さんは「でも性格は明るくて愛嬌がよく、ゲームに出場するみなさんを支え、寄り添う位置づけなんです。うれしいときは一緒に喜んで、悲しいときは一緒に悲しんで…と、誰にでも平等に接することができる子だと思って演じています」とコメントしています。
そして、会見途中にはシークレットゲストとして俳優の忍成修吾さんが真っ白なバトラー服姿で登場。忍成さんが演じるのは、デザイアグランプリのサロンコンシェルジュ・ギロリ。ライダーたちの敵か味方かも全く謎に包まれつつも、物語の重要な鍵を握りそうなのは確実。忍成さんは「執事っぽい感じのキャラクターなのかなと思っています。今はあまり抑揚をつけない、平坦な感じで演じさせてもらっているのですが、今後どんなふうに変われるのか、自分の中で期待しながら撮影に臨んでいます」としています。
さらに、主題歌は倖田來未さんと湘南乃風によるコラボとなることが決定。倖田さんは「戦闘シーンやカッコいいシーンを盛り上げたいなと願いながらレコーディングをさせていただきました」とコメント。「仮面ライダー鎧武」以来9年ぶりにライダー主題歌を担当する湘南乃風は「(倖田さんとの初タッグで)新たな化学反応を共に作り上げ、作品を盛り上げていければ」とコメントしています。
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