平野綾、10年在籍した芸能事務所を円満退所「感謝しかありません」　9月から独立へ（1/2 ページ）

　声優の平野綾さんが9月1日にブログを更新。芸能事務所「Grick」との契約満了を受け、独立したことを伝えました。

　「この度8月末日をもちまして、10年間お世話になりましたGrick株式会社との専属契約が円満に満了致しました為、9月から独立する運びになりました」と発表した平野さん。2016年5月からのニューヨーク留学を事務所が後押ししてくれたことにも触れ「私の進みたい道を尊重してもらいながらも、新しい仕事の可能性を広げていただき、この10年間でご一緒させていただいたスタッフの皆様には感謝しかありません」と感謝をつづっています。

　続けて「新たな環境でもひとつひとつの仕事に真摯（しんし）に取り組み、日々感謝しながら私にしかできない表現を追求していきたいと思っています」と引き続き活動への意思をみせ、「公式HPなどはリニューアル致しますので、改めてお知らせさせていただきます」と呼びかけました。

　ファンからは「新しいステージへの一歩ですね！」「10年間は、あっという間でしたね～」「あーやの節目節目に立ち会えて感慨深いです」「今後もおじいちゃんになっても綾さんの音楽、DVDを見たり聴いたりしたいと思います」「まだまだ応援続けますよ！」「更なる活躍、楽しみにしてます」と、あたたかい応援の声が寄せられています。

　平野さんは芸能事務所「スペースクラフト」の東京児童劇団で子役として芸能活動を開始。2000年にドラマ「多重人格探偵サイコ 雨宮一彦の帰還」（WOWOW）で物語のキーパーソンとして俳優デビューし、同作のイメージソングも歌唱。その後2006年に京都アニメーション制作のアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の涼宮ハルヒ役で声優として初主演を務め、一躍話題になりました。

　舞台やドラマ、バラエティー番組など幅広く活動を続けている平野さんですが、2017年8月にはアニメロサマーライブに約11年ぶりに出演して「ハレ晴レユカイ」を披露した他、2019年には音楽イベント「ランティス祭り2019」に出演し、約12年ぶりにSOS団メンバーでの集合ショットを公開するなど、声優としての活動も継続中。2022年公開の映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」ではデンデ役でクレジットされています。