「チェンソーマン」参加のKanaria、集大成のベスト盤リリース　まふまふ＆葛葉らが歌った6000万再生の曲も（1/2 ページ）

　ボカロPのKanariaさんが9月21日にベストアルバム「Kanaria.code」をリリース。2年以上に及ぶ音楽活動の中で生まれた「KING」「アイデンティティ」など7曲を収録しています。

　Kanariaさんは2020年5月、初音ミクを使用した楽曲「百鬼祭」を動画共有サイトに投稿。17歳でのデビューからわずか2カ月後に投稿した2曲目の「KING」が、記事執筆時点で6200万回以上のYouTube再生回数を記録。

　超学生さん、そらるさん、まふまふさん、葛葉さん、星街すいせいさんら数多くの有名歌い手やVTuberが同曲を取り上げて歌ったため、Kanariaさんはボカロ界の新星として一躍有名に。

　多くの人が大ヒット後の動向に注目する中、「エンヴィーベイビー」「EYE」「酔いどれ知らず」などの楽曲を次々に公開。自身の創作活動のみならず、「すとぷり」のころんさんに「レイジークレイジー」、Adoさんに「ドメスティックでバイオレンス」、「ホロライブ」所属の紫咲シオンさんに「シャンデリア」を提供する他、10月放送開始となるテレビアニメ「チェンソーマン」でED曲「大脳的なランデブー」を手掛ける（関連記事）など、外部仕事も活発にこなしています。

　2022年5月末に20歳となったKanariaさんが、今回満を持して発表するのが「Kanaria.code」。「百鬼祭」から8月にリリースしたばかりの新曲「QUEEN」まで全7曲を時系列順に収録し、ジャケットデザインはMVのイラストを描いてきたイラストレーターのLAMさんが担当しています。