NURO 光、回線トラブルあったと謝罪し対策を発表　「ずっと不調」と不満訴えるユーザーも（1/2 ページ）

　10月12日、ソニーネットワークコミュニケーションズは、9月末に発生した「NURO 光」の回線トラブルに関する調査結果を発表。トラブルを認め謝罪しました。

　「NURO 光」は高速回線を売りとしているネットワーク接続サービス。しかし、9月末には、SNSで複数のユーザーから、回線速度の低下やパケットロス（※ネットワーク上に送られた情報（パケット）が破損ないし消失し、通信障害が発生すること）について、不満が噴出し、中には訴訟を考える人まで現れる事態となっていました（関連記事1/関連記事2）。

　調査結果によると、回線トラブルは「9月20日から9月28日にかけて集中的に発生、その後も10月6日まで断続的に発生」していたとのこと。その要因は、「NURO回線を複数エリアにて多数利用していた特定事業者が管理している端末から、異常なトラフィックが発生していたこと」だったと言います。

　現在は「特定事業者からの異常トラフィックは停止し、該当期間における本事象について解消済み」で、「今後、弊社より同事象の発生を確認した回線について、通信を停止する旨を通知」するとしています。

　ソニーネットワークコミュニケーションズは、今後の取り組みとして 「NURO 光 ご利用状況に関するアンケート調査」（10月12日開始）の実施と「NURO 光 お客様ご意見箱」の設置（10月18日開始）を発表。「改めまして、NURO 光をご利用のお客さまおよび関係者のみなさまにご心配をおかけしておりますことをお詫び申し上げるとともに、よりご満足いただけるサービスを提供できるよう尽力してまいります」と謝罪しています。

　一方で、ユーザーからは、今回トラブルが確認されたとする期間より前から回線速度が低下していたという声が。また、現在においても不調であることを訴える人も見られます。