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一体なぜこんなルートになったんだ!? 60年前に開通、不思議で謎だらけの愛され険道「山口県道270号」を愛でる(2/6 ページ)

あまりに華麗なスルーっぷり。でも、すごく「愛され」ているんです。

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険道かと思いきや「めっちゃきれい」 きちんと管理されていることが分かってうれしい

 県道270号はここまで、険道とはとても言えないほどきちんと整備された快走路が続きます。しかし、ここでふと違和感を覚えました。「舗装が新しすぎる/きれいすぎる」のです。

 事前にネットで調べたときにその情報は出てこなかったのですが、この道は改良工事が進められているようです。ちょっと周りを探してみたところ、道路の脇に旧道の痕跡がありました。


険道とはとても言えない快走路、しかし……

改良前のものと思われる痕跡があった

 旧道と思われる道は新たに整備された現在ルートを横断し、民家がある方へつながっていました。歴史ある道のなごり。ぜひ愛でましょう。

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旧道は現県道270号をうねるように横断していた

 旧道は現在の県道270号よりも急カーブだったようです。2013年までこのルートが使われていたそうで、道にはセンターラインもうっすらと残っていました。

 これはどういうことか。県道270号は、決して県から見放されるような存在の道ではないということです。これは正直意外でした。


旧道にはかつてのセンターラインも残っていた

 しばらくすると路面は元に戻り、広域農道との合流が見えてきます。県道270号は「二見」方面へ直進します。


ひたすら真っすぐ進む

 上太田橋で再び太田川を渡ります。……と、思ったらまた太田川を交差。太田川が道路の右へ左へと目まぐるしく位置を変えていくのが面白いです。


上太田橋で再び太田川を渡る

オレンジ色のガードレールと左カーブの注意標識。おそろい色でかわいい

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