野良のボス猫を保護、人間に威嚇していたが…… 愛嬌たっぷりな家猫になるまでの3カ月の記録に胸が熱くなる
安心できる場所ができてよかったです。
野良のボス猫が甘えん坊の家猫になるまでの様子が、YouTubeで紹介されています。動画は記事執筆時点で15万回再生を突破、2500件を超える高評価が寄せられています。
投稿主さんは預かりボランティアという形で保護猫活動をしています。ボス猫くんの存在は2年ほど前から知っていましたが、たくましく生きている姿を見て他の子猫などを先に保護していたそうです。
状況が変わったのは4カ月ほど前。鼻水で鼻が詰まり、苦しそうにしている姿を見て、保護することにしました。
保護した初日はぐったりした様子のボス猫くん。「こんなに続く?」と思うくらいクシャミを連発しています。触ろうと手を出してみると「シャーッ」と威嚇。棒で触れるところから始め、やっと触らせてくれるようになりました。
ボス猫くんの名前は「ほたて」くんに決定。投稿主さんが「ご飯食べる?」と聞くと「にゃっ」とお返事をしてくれます。お薬をあげるときはちゅ~るに混ぜて。ほたてくんは全然気付かず、受け入れてくれるそうです。
お家で暮らし始めて1カ月を過ぎるころにはキッチンまで付いてくるように。他の子の名前を呼んでも、ほたてくんが「にゃ~ん」とお返事をしてくれます。かわいい。
ふりかけが大好きなほたてくんは、他の子の分まで食べてしまいます。自分のご飯にふりかけがかかっていないことに気付くと、かわいい顔で見つめてくる作戦。そんな顔をされたら、何度でもあげたくなってしまいます。
寝る前は、ほたてくんの甘えん坊タイム。お母さんに甘える子どものように、投稿主さんに寄り添っています。ほんの数カ月前まではボス猫だったはずなのに、安心しきった寝姿が愛らしいです。
3カ月目に入るころには、すっかり家猫らしくなったほたてくん。ときにはソファの真ん中に座ってテレビを見ることもあります。首に巻いているのはワンちゃん用のバンダナ。サイズが合うものを投稿主さんが探してきてくれました。
ほたてくんのお気に入りはエビのオモチャ。爪とぎの上で抱きしめてみたり、脱衣所まで持ち込んで一緒に寝たり、とても大事に思っているようです。
ある日のほたてくんはキャットタワーにチャレンジ。二本足で伸びあがってみますが登れません。気を取り直して再度チャレンジしますが、うまくいかずに諦めの表情。ほたてくん、今度は登れるといいね。
こちらの様子を紹介してくれたのは、YouTubeチャンネル「猫ですけどなにか?」さんのアカウント。コメント欄には「保護ありがとうございます」「ほたてくんしあわせなお顔してますね」「野良ボスの風貌ながら愛嬌が有ってたまらなく好き」といった声が寄せられています。
猫ちゃんたちの様子はInstagram(@neko.desukedonanika)でも公開中。YouTubeチャンネルでは、ほたてくんを保護したときの詳しい記録なども見ることができます。
画像提供:YouTubeチャンネル「猫ですけどなにか?」
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