ニュース

声優・緒方恵美、“オタクが見下されていた時代”のテレビ出演は悔しさの連続 「みんなを下に見る目線」「シンジみたいに拳を握った」(1/2 ページ)

本当に時代が変わった。

advertisement

 アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジ役などで知られる声優の緒方恵美さんが10月31日にTwitterを更新。声優のテレビ出演が増加した2000年頃を振り返り、「当時の我々の扱われ方は酷かった。でもそれより嫌だったのは、ファンのみんなを下に見る目線だった」と悔しい思いをしていたことを告白しました。

「ファンのみんなを下に見る目線だった」
「シンジみたいに拳を握ったり開いたりしてた」

 緒方さんは、「声優のTV出演依頼が激増した2000年前後、TVに出るのが辛かった(今は大丈夫!)。それは今と違って…と話すうちに気づいた」と対談仕事中に気づいたという時代の変化に言及。当時は“オタクを見下す風潮”が根強く、「オタクに囲まれててどうですかとか、オタクって云々…そんな話を目の前で展開されるたびに、テーブル下でシンジみたいに拳を握ったり開いたりしてた」とテレビマンの態度に悔しい思いを募らせていたといいます。

 緒方さんは、「アニメファンは優しい人が多いのに。あなたたちよりずっと。そう思いながら、どうしたら繋げるのか、理解りあえるか…そればかり考えていた」とオタクが市民権を得ていなかった当時の心境を回顧。

advertisement

 20年以上が経過した現在は、「月日がたち、再びTV出演依頼が激増した昨今。様相はだいぶ変わった」と時代の変化を実感しているそうで、「それは番組制作スタッフさんや出演タレントのみなさんの中に、アニメが好き、好きだったという人が増えたから。ありがたいと思うと同時に、市民権を得たのだなあと、しみじみ。。好き、が、世界を回す。これは確かなのだ」と感慨深い思いもつづりました。

「ありがたいと思うと同時に、市民権を得たのだなあと、しみじみ」

 ユーザーからは、「漫画・アニメ・ゲーム好きの人を見下していた2000年代は本当に酷かった」「エヴァ好きって言うとオタクというか…腫れ物でも扱うみたいな感じになって好きと言いづらかった記憶がありますよ」「アニメ好きって言ったら下手したらいじめの対象になったりしてましたね」などオタク不遇の経験談に共感する声があがった他、「いつもファンを想って下さる優しい緒方さんが大好きです」「そんな風に思ってくださる緒方さんのファンでいられて本当に幸せです」など緒方さんのファン思いな姿勢を称賛するコメントが寄せられています。


緒方恵美さん(画像は緒方恵美オフィシャルサイトから)
       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. しぶとい雑草“ドクダミ”を生やさない超簡単な方法が115万再生! 除草剤を使わない画期的な対策に「スゴイ発見」
  2. パパに笑顔を見せる4カ月の赤ちゃん、ママの顔を見ると…… あるあるな反応に「なんで?!」「ママをすごく信頼してる証拠」とさまざまな声集まる
  3. 釣りに行こうとしたら、海岸に子猫が打ち上げられていて…… 保護後、予想だにしない展開に「神様降臨」「涙が止まりません」
  4. 顔の半分は童顔メイク、もう半分の仕上がりに驚がく 同一人物と思えない半顔メイクが860万再生「凄いねメイクの力」
  5. スーパーで買ったレモンの種が1年後…… まさかの結果が635万再生「さっそくやってみます」「すごーい!」「手品みたい」
  6. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  7. 巨大ウサギのデカさを伝えるため、2Lペットボトルを横に置いてみたら…… 衝撃の比較結果に「えっ、500mlじゃないんですか」「マジで大きい」
  8. 元「AKB48」メンバー、整形に250万円の近影に驚きの声「整形しすぎてて原型なくなっててびびった」
  9. 実写「シティーハンター」、最後まで見るとあるはずの仕様がない配慮「わかってる」「粋なはからい」「いい判断」
  10. 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声