カプセルホテルがコロナで閉館 → サバゲ・コスプレイベント会場に転身し人気に　大胆な舵切りを実現できた理由を聞いた（1/2 ページ）

　閉館した神奈川県横浜市のホテル「ニューシティー」が、イベント会場へ転身し人気となっています。閉館後に人気施設となったこの大胆な転身は、どうして可能だったのでしょうか。運営会社に話を聞きました。

　ニューシティーは、アニメや和をコンセプトとした男性専用のカプセルホテル。2002年4月に開業しましたが、コロナ禍による利用者の減少と老朽化で2021年3月に閉館しました。

　しかし閉館後、「ホテルでサバゲ」「ゾンビとかくれんぼ」「横浜コスプレ祭」などさまざまなイベントの開催地として人気に。他にもPV撮影やドラマのロケ地、演劇の舞台など、現在もさまざまな分野で多くの人たちに利用されています。

　1棟丸ごと自由に使える点や、昭和感の漂うネオン管や奇抜なデザインのコンセプトカプセルルームなどが“映える”と、現在は若者たちに愛される人気のスポットになっているとのこと。この意外な転身は、どのようなきっかけで実現したのでしょうか。運営会社であるシティコミュニケーションズに話を聞きました。

――　閉館したホテルをイベント会場にするというアイデアは、どのように生まれたのでしょうか。