「5年待ち!?」の大人気車「ランドクルーザー300」の生産工場へ潜入 ラインにズラリ新車だらけ「ちゃんと作っています!」(1/2 ページ)
ロボットだらけの近未来感すごい!
「ちゃんと作っています!」 トヨタ公式のランドクルーザー専門チャンネル「ランクルチャンネル」が、最新型ランドクルーザー(300系)が作られる生産工場の裏側を公開。「生産ラインを増やしてー」「はやく~!」と早期の完成・納車を待ちわびる人が世界中で続出しています。
ランドクルーザー(300系)は2021年6月、14年ぶりにフルモデルチェンジした最新型(関連記事)。「世界中のどんな道でも疲れない走り」を目指し、徹底追求した信頼性・耐久性・悪路走破性で世界の軍隊や特殊部隊などにも採用されるというトヨタのヘビーデューティ車です。
その屈強な性能とごっつくタフなスタイルで、各国のクルマ好きやセレブにも人気。新型は発表早々注文が殺到し、2021年8月の発売日時点でトヨタは「現段階で納期1年以上です」と告知(関連記事)。うそ、既にこんなに待つのかー! と話題になりました。
後に納期は「4~5年後」と伸び(関連記事)、中古車市場では新車価格以上のプレミア価格がついた個体も登場しているとの話です。トヨタは「ランドクルーザーは、日本のみならず世界各国でも大変ご好評いただいており、生産能力を大幅に上回るご注文をいただいているため、現在ご注文を停止させていただいております」と、新規の新車注文を一時停止しているほどです(2022年7月1日時点の見通し。2022年11月現在も継続)。
公開されたのはそんなランクル300を生産する、トヨタ/トヨタ車体の愛知県・吉原工場。おぉー、ランクル300が次から次へと作られています! ロボットがグイグイ動いてパーツを取り付けつつ、現場の作業員さんもテキパキと大忙し。プシュ―と塗装して、キズや汚れがないかもチェック。機械と職人の丁寧な仕事で、ピッカピカの新車が今日も生産されています。
あなたが注文したランクルはこの中の1台かも! こうやって愛車が作られていると思うとワクワクしますし、丁寧に作られていることが分かって安心します。「待ち続ける」つらさや不安も緩和されます。
昨今、クルマもバイクも、感染症流行による数々の影響で「なかなか新車が買えない/納期が長い」状況が続いています(関連記事)。ITが進化して「今、“あなた”が注文したクルマは、製造ラインのここにいて、これが組み付けられています。デリバリーは*月*日の予定です」のようなことをリアルタイムに確認できちゃうサービスも生まれてくるかもしませんね。いや、もしかしてもうあるのかな……? ランクル300をはじめ「人気車・新車の納期長すぎ/欲しくても買えない問題」が早く解消されるといいなと思います。
(カナブンさん)
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