市長「出禁じゃ！オラァ！」　広島県福山市のPR映画「福山市長に1日密着してみた」がぶっ飛んだバイオレンス展開で話題に（1/2 ページ）

　広島県福山市のPR映画「福山市長に1日密着してみた」の予告映像がTwitterで500万回以上再生されています。武闘派な“市長”が悪党を成敗するバイオレンスアクションというナナメ上の展開に「ぶっ飛んでる」「見に行きたい」と話題です。

　福山城の築城400周年を記念して制作された短編映画で、ジャンルはドキュメンタリー風ドタバタコメディー。福山市の映画館を経営するフューレックと同市出身の新鋭・中元雄監督がタッグを組み、福山城築城400年記念事業実行委員会等の協力を得て制作されました。

　物語の主人公は、映像ディレクターの高橋シゲオ。福山市長の密着ドキュメンタリーを依頼され福山市に乗り込むも、ふとした拍子に市長を気絶させてしまい、状況を切り抜けるために市長になりすましますが……？　予告編では、ひったくり犯をデパート内のマネキンで殴って「おどりゃあ！　福山市！　出禁じゃ！　オラァ！」と撃退したり、商店街で「安心して下さい！　私は市長です！」と言って発砲したりするシーンが見られます。安心とは……？

　撮影には福山市が全面協力し、また大勢の市民キャストとともに福山ロケを敢行。地元愛が詰まったエンターテイメント作品となっているようです。

　主演の大迫茂生さん（「戦慄怪奇ファイルコワすぎ！」シリーズなどに出演）は、「縁もゆかりも無かったからこそ、躊躇（ちゅうちょ）なく作品を面白くする事に全力を捧げられたのだと思います」としつつ、「この映画をご覧になる福山市の皆さま、どうか寛大な心でたのしんでいただけたら幸いです」とコメントしています。

　ネットでは「なんだこれw」と戸惑う声が上がっていますが、同時に「面白そう」と気になる人の声が多く見られ、地元民から「地元がなんか斬新すぎることしてて笑った」「地元民として見てみたいw」の声や、「これ見るために広島行きたくなってきた」「おもしろそうなので、全国でお願いします！」なんて声も。

　映画「福山市長に1日密着してみた」は、2023年1月1日から福山駅前シネマモードで上映予定です。

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