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ドン・キホーテの公式キャラ交代は“炎上商法”? 運営元「交代は事実。緊急会議で再度公式キャラを検討中」(1/2 ページ)

「ドンペン」続投へ【12月16日19時45分追記】

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 ドン・キホーテ(ドンキ)が、公式キャラクターを「ドンペン」から「ド情ちゃん」に交代させると発表(関連記事)。「嫌だ」「無理」などショックの声とともに、「“炎上商法”ではないか」という推測が広がっています。ねとらぼ編集部がドンキを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)広報に問い合わせたところ、「公式キャラクターの交代については事実でございます」との回答が得られました。

左から順にドンペン、ド情ちゃん(画像はTwitterより)
(画像は公式サイトより)
(画像はプレスリリースより)

 交代劇が“炎上商法”ではないかという説が広まったのは、ド情ちゃんが出演するテレビCMのキャンペーンページにある、新旧両キャラクターからのメッセージが理由でした。このメッセージを横読みすると、隠れた言葉が浮かび上がってくるというのです。

 ドンペンは「ただのペンギンだったドンペイが/たくさんの方に愛され、/かわいがってもらいました。/いままでホントにありがとう。/またどこかで会えると信じてます。/すごく幸せでした!」とコメント。しかし、この文章の頭文字を横読みすると、「たたかいます(戦います)」と読めます。

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 加えて、ド情ちゃんは「こんにちは!/チェンジの時は今/ライバルとして突如現れ/はたから見るとかなりシュール…/ほとんど黒のただの文字だけど、ド/ンキを背負って立つにふさわしい、/きっとみんなから愛されるよ!」と前向きにコメント。同じく頭文字を横読みすると、「こチラはほンき(こちらは本気)」になります。

(画像はキャンペーンページより)

 また、ドンキのTwitterでは交代を発表する前日、「ちょww マスコット交代とか何考えてんの? マジイミフww しかもキャラデザ草www」という投稿も見られました。その後、「今朝方、弊社公式アカウントにおきまして、不適切なツイートがございました」としてツイートは削除されていますが、この投稿は“炎上商法”の伏線だったのではないかと推測されていました。

 

 Twitter上ではドンキが公式キャラクターの交代を発表した後、ドンキを運営するPPIHの吉田社長を名乗るアカウントも参戦。該当アカウントは公式キャラクターの変更を知らせるドンキのツイートに対して、「社長の吉田直樹です。私も事情がわからず関係部署に確認します」「ちなみに本物です」と返信しています。PPIHの広報は該当アカウントについて、吉田社長本人が運用しているものだと認めました。

 

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 PPIHの広報はねとらぼ編集部の問い合わせに対し、「本日から当社のオリジナルブランド『情熱価格』のCMが始まったこともあり、皆さまにより知ってもらいたいという想いから、この度ドンキ公式キャラクターを『ドンペン』からCMに登場した『ド情ちゃん』に交代させていただくこととなりました」と、あらためて経緯を説明しました。

 続けて「発表後、『本当にやめちゃうの?』『悲しい』『ドンペンがいい』など、多くの方から反響をいただき、これほどドンペンが皆さまに愛されていたということにあらためて気付かされました。現在、緊急で社内会議を開き、再度公式キャラクターについて検討をしております」とコメント。結果については公式Twitterであらためて発表するとしています。

 なお、吉田社長は「多くの方から反響をいただきまして、現在緊急で社内会議を行なっております。20時頃に公式Twitterにて何らかの回答をさせて頂きますのでお待ちください」とツイートしています。

「ドンペン」続投へ【12月16日19時45分追記】

 PPIHはその後、社内で協議した結果、公式キャラクターとして今後も「ドンペン」を続投させると、Twitterで発表しました。

 「発表から現在に至るまで、 お客様から大変多くのご意見を頂き、私たちが考えている以上にお客様の『ドンペン』への想いを再確認することができました。ありがとうございます」として感謝の意を示しています。

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 また、「今一度ドンペンへの想いを強く持ちPPIHグループ全従業員一同未来永劫ドンペンを愛していく所存です。この度は大変お騒がせし申し訳ございませんでした」と謝罪しました。

画像はTwitterより

 

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