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飛行機の車輪止めを“滑らない”「合格祈願御守り」に JALと羽田神社がコラボ、「お守りができるまで」を見学してきたよ(1/3 ページ)

オリジナル「御朱印帳」も!

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 日本航空(JAL)は、羽田神社(東京都大田区)とのコラボ企画として、羽田空港で使っていた航空機の車輪止め「チョーク」を有効活用した「合格祈願御守り」とオリジナルデザインの「御朱印帳」の取り扱いを開始しました。


羽田神社(東京都大田区)で授与を開始した「合格祈願御守り」(写真:大泉勝彦、以下同)

航空機の車輪止め「チョーク」を御内符として収めた「合格祈願御守り」

 合格祈願御守りは、羽田空港内で航空機の車輪が“滑らない”ように車輪止めとして使われていた使用済みの「チョーク」を活用したお守り。本来の役目を終えたチョークを有効活用するアイデアとして、JALグループのJALグランドサービス社員が「機体が滑らない」と「合格祈願」をかけたお守りを考案し、今回の羽田神社とのコラボが実現したといいます。


航空機の車輪止め「チョーク」を使用している様子

 チョークは長さ60センチ、幅14.5センチ、高さ14センチの棒状の木材(アピトン材)で、重さは1本あたり約5キロ。2本を1セットとして、車輪の前後に挟んで使用します。国内線で主力のA350-900型機の場合、最大200トンを超える機体を3セット6本のチョークで支えています。

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 空港の駐機場を含むエプロン内は、水はけをよくするために緩やかな傾斜がついています。また航空機はブレーキの過熱を抑えるため、駐機中にブレーキを解除する場合があり、航空機が勝手に動き出してしまうのを防ぐためにチョークを使用しています。


2本1セットのチョークを車輪の前後にセットする

最大200トンを超えるA350-900型機を3セット6本のチョークで支えている
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