「近所の人の嫌がらせかな……」　ある現象に悩む同僚、警察に相談しようとするのを止めた理由とは（1/2 ページ）

　意外なトラブルにまつわるツイートをイラストを交えて紹介する企画「気をつけましょう」。今回は、知らないと不気味に見えてしまうもののお話です。

とある鳥の習性です

前の職場の事務のお姉さんが「最近 庭の木にカエルとか刺さってて、近所の人の嫌がらせかな… 警察に相談しようかな…」って真剣に悩んでたのを「鳥ですね」とソッと止めた事がある

（じじいさんのツイートより）

　じじい（@anekoko）さんのお話。職場の女性が「最近庭の木にカエルとか刺さってて、近所の人の嫌がらせかな」と真剣に悩んでいたそうです。警察に相談しようかな、という女性の言葉を聞いたじじいさんは、それを止めるため「それはモズのしわざですよ」と教えました。

　野鳥のモズには、捕まえた獲物をなわばり内の枝に突き刺して保管する「モズの早贄（はやにえ）」という習性があります。これはエサが少なくなる冬に備えた準備で、モズは突き刺しておいた早贄……いわば保存食を冬に食べ、春を迎えるのです。

　このツイートには「百舌鳥の早贄ですなぁ。知識として知っては居るがそんなのに遭遇する機会がなければそりゃなんじゃこらとはなりそう」「かつて、うちの母は『カエルが飛び降りてうっかり刺さっちゃったのかな…』と悩んでいました。そんなわけあるかい」「もずの早贄を初めて見たらびっくりしますよね。私が初めて見た早贄は茹でてある車海老でした。意味わかりませんでした」など、知らなければ仕方がないという声や、モズの早贄に関するおもしろエピソードが寄せられています。

記事：たけしな竜美（@t23_tksn）

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