「有村架純さんをマーニー役に起用した理由は?」 金ロー放送で「思い出のマーニー」米林監督が質問に答える神企画(1/3 ページ)
有村架純さんをマーニー役の声優に起用した理由は?――1月13日の金曜ロードショーでスタジオジブリの「思い出のマーニー」が放送されたのにあわせて、米林宏昌監督が視聴者の質問に答える企画が実施されました。
放送中と放送後に、事前に寄せられた質問に米林監督がTwitterで答えるというもの。質問は「思い出のマーニーを制作しようと思ったきっかけ」「描いていて難しい箇所」など制作に関わる質問から、「子どもの頃はどんなことをして遊んでいましたか?」など監督自身に関わる質問まで多くの質問に答えています。
同作を制作したきっかけは、スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが原作を持ってきたこと。米林監督はそのときに「難しすぎて自分の手に負えないからやめた方がいい」と言ったことを明かしています。「それでもやろうと決めたのは、僕が杏奈やマーニーのいる空間を見たいと思ったからです」
有村架純さんをマーニー役として起用した理由を問う質問もありました。監督はマーニーを「友達のようで、作り上げた理想像のようで、それでいて杏奈を温かく包む包容力を持った少女」と表現。「異なる要素を同時に持って演技をしなくてはいけない難しい役」を有村さんは完璧に演じたと答えています。また別の質問で、杏奈役(高月彩良さん)は「等身大っぽい感じ」として、2人の声のバランスで声優を選んだことも語っています。
同作では、フィギュアスケーターの高橋大輔さんがCMに出演したことも話題となりました。監督は、広報の企画のため経緯は分からないとしつつも、「当時のスケーターの中では高橋さんがピッタリだと思います」と述べています。
質問の中には「宮崎駿伝説を教えてください!」というものも。監督は「連載漫画のように映画を作りながら絵コンテができあがっていくのを僕らは普通にやってきましたが、そんなことよくできるなあ!と思います」と回答しています。
米林監督のTwitterでの質疑応答のほか、金曜ロードショーの公式Twitterでも、「子どもを除いたサブの男性の役はほとんどTEAM NACS」「声優オーディションには300人の候補者が集まり、有村架純さんは初日のトップバッターだった」など作品の裏話が投稿されています。
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