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スマホアプリで誤って診察の音声を配信 病院が謝罪 当該医師は依願退職(1/2 ページ)
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埼玉県鴻巣市のこうのす共生病院は、医師のスマートフォンのアプリから病院内音声が配信されたとして謝罪しました。
問題が発生したのは1月7日午後で、医師の私用スマホのアプリを介して、救急外来診察や発熱外来などの診察時の音声(会話)の一部が配信され、不特定多数のアプリ利用者が聞ける状態となっていました。配信時間は同日13時19分から計1時間37分間で、8人の患者の氏名などの情報が含まれていたといいます。
当該医師は、休憩時間中に私用スマホの動画配信アプリを起動したまま眠ってしまい、救急車の受け入れ要請の病院内線電話で目が覚めたものの、アプリが起動中であることに気づかないままポケットに入れた状態で診察を行ったと説明しているとのこと。
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同医院は、当該医師の過失責任は重大とし、1月15日付けで出勤停止2カ月間の懲戒処分としたとしています。当該医師は責任をとりたいとして同日付けで依願退職したことも報告しています。
個人情報が流出した患者には個別に謝罪したとのこと。あらためて院内の就業規則を周知し、再発防止策を共有し徹底すると述べています。
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