電車の非常ボタンはどんな音? 車内で一度は思う疑問に“自身の保有車”で応えてみた動画に「こんな音が鳴るんだ」の声(1/2 ページ)
音自体は結構静かですね……!
電車でいつも見る非常ボタン。もし押してみたらどんな音が鳴るんだろう……? そんな疑問が、自分の保有する電車の非常ボタンを押してみたツイートで解消されます。電車持ってるってスゴイね……!
動画を投稿したのは、小田急3264F(@OER3264F)さんこと、利根川智史さん。電車は1978年8月に製造された「115系クハ115-1106」で、利根川さんの父親の経営している長野県の翠明荘 万葉超音波温泉(@manyoonsen)に置かれている車両です。
同車はもともと長野県のスキー場で、休憩所として使われていました。2022年7月に長野県千曲市の万葉超音波温泉に引き取られ、利根川さんが管理しています。同年11月には修繕費用を目的としてクラウドファンディングを実施し、目標金額を達成しました。
気になる動画では、赤いボタンを押すことで、「ブー」という高い音が周囲に鳴り響き渡っています。実際に乗車しているときに、この音が鳴ると車内には一気に緊張感が走りそうです。利根川さんによれば、113系や115系といた国鉄車両は、だいたいこのような音が出るとのこと。
JR西日本の公式サイトで「社内非常ボタンについて」の項目を確認すると「車内で犯罪行為を目撃した時」「救急手配が必要な時」に加え「異常を乗務員に伝えたい時」などには、非常ボタンを押すよう書かれています。実際、115系の非常ボタンは運転台のブザーと連動しており、車掌に「ジー……」といった感じの低い音で異常を知らせてくれます。
押す必要がないのは幸いなことですが、音を聞きたかった人も多いだろう非常ボタン。Twitter上では「こんな音が鳴るんだ」「ガッチャンとしたスイッチなんだな」といった意見に加え、「自家用電車強い」「マイトレイン保有してる人が居るのか」などとビックリする人も多くいました。
ちなみに、利根川さんによると、現在同車は運転シミュレーション体験やドアの開け閉めなど鉄道ファン向け事業だけではなく、子どもたちの活動場所やイベントスペースとしての貸し出しなど地域活性化の目玉にすることも検討しているそうです。
動画提供:小田急3264F/利根川智史(@OER3264F)さん
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三度見くらいしてしまいそう。
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