「お餅がなくならなくてうれしい、みたいな短歌」って何？　妻の疑問に正答した夫の理解力に驚きの声（1/2 ページ）

　日常のまさかな出来事をつぶやいたツイートを、イラストとともにご紹介する企画「そんなことある？」。今回はAIでも引き出せなかった回答を導き出せた、というお話です。

ヒント「藤原道長の月の短歌」

妻に「あれなんだっけ、お餅がなくならなくてうれしいみたいな短歌」などとうろ覚え選手権のようなことを言われたのだが、その場で即座に「この世をば わが世とぞ思ふ望月の 欠けたることもなしと思へば」のことだと喝破した私は褒められていいと思う

（古川さんのツイートより）

　古川（@furukawa1917）さんと妻のある日の会話です。妻が「お餅がなくならなくてうれしい、みたいな短歌なんだったっけ」と、まるで謎かけのような質問をしてきました。ですが古川さんは即座に「この世をば わが世とぞ思ふ望月の 欠けたることもなしと思へば」と回答、見事に正解したそうです。

　妻のヒントから「もち」「欠ける」「ない」という情報を見い出し、即座に正解を導き出せる人はそうそういないでしょう。ちなみに、これを見た人がAIに同じ質問を投げかけたところ、正解を導き出せなかったとのことです。人類の勝利ですね。

　このツイートには、「旦那様の直感素晴らしいですが、奥様の天然っぷりが愛おしい」「互いに互いの通訳出来るの流石夫婦って感じですね!」「望月と言うより『餅つき』感がありますね」など、古川さんの理解力に感服した、という声が寄せられています。

記事：たけしな竜美（@t23_tksn）

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