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「廃校を利用した美術館」夜中に訪れた光景が怖すぎる 無人の館内にネコ1匹、暗闇に照明が自動でともり……(1/2 ページ)

隣接するキャンプ場の宿泊客だけが味わえる恐怖。

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 北海道にある「太陽の森 ディマシオ美術館」の、夜の姿が怖いと話題です。廃校をリノベーションした館内を1匹のネコが案内するという、シチュエーションだけでめっちゃ怖い……。

薄暗い美術館にスタッフらしき人間はおらず、ただネコが1匹たたずむのみ(動画提供:太刀川るい/@R_Tachigawaさん)

 ジェラール・ディマシオは、「フランス幻想絵画の鬼才」と呼ばれる油彩画家。未知の世界を極めて写実的に描く作品は、1988年の日本初公開で、日本でも多くのファンを生み出しました。

 同館では9×27メートルの「世界最大の油彩画」をはじめ、ディマシオの作品を多数展示しています。基本的には16時閉館なのですが、話題のツイートを投稿した太刀川るい(@R_Tachigawa)さんによると、隣接するキャンプ場で宿泊すると、いつでも入館できるチケットがもらえるのだそうです。

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1人の画家がキャンバスに描いた作品としては世界最大とされる巨大油彩画

 夜に入ると館内は無人で、副館長を務めるネコが1匹いるだけ。照明は自動で点灯するため、突然幻想的な絵画が浮かび上がると思うと、相当恐ろしくもあります。「世界最大の油彩画」も幻想的な雰囲気を醸し出している……!

展示品も幻想的でまるで別世界(動画提供:太刀川るい/@R_Tachigawaさん)
奥まで進むと、世界最大の油彩画が……!(動画提供:太刀川るい/@R_Tachigawaさん)

 それでも太刀川さんは、太陽の森 ディマシオ美術館には「絶対夜に行ったほうが良い」と力説しています。展示品の幻想的な作風もあいまって、夢か現実かだんだんあいまいになるような、奇妙な体験を味わえるそうです。

 なお、同館ではストロボやフラッシュ、三脚、自撮り棒などの使用は禁止されていますが、撮影は許可されています。事前に公式サイトの問い合わせフォームまたは電話で予約して、過度な露出や表現のコスプレを控えるなどルールを守れば、コスプレ撮影も可能です。

協力:太陽の森 ディマシオ美術館

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