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ダルビッシュ有、“12年ぶり日本凱旋”に感極まる声  日韓戦登板後の初メッセージへ「もう見る事が出来ないと」(1/2 ページ)

みんなが見たかった!

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 侍ジャパンとして第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場中のダルビッシュ有投手が3月11日、日韓戦後初めてTwitterを更新。12年ぶりの日本凱旋登板を果たし、「渡米以来何度も夢に見た日本のマウンド、本当に幸せでした」と思いをつづっています。

「何度も夢に見た日本のマウンド、本当に幸せでした」

 侍ジャパンは10日、東京ドームで行われた1次ラウンド第2戦の韓国戦に13-4で快勝。先発は12年ぶりに日本のマウンドに立つダルビッシュ投手で、3回3失点(自責点2)と打ち込まれる場面はあったものの、すぐさま味方が逆転したことで勝利投手になっています。


12年ぶりに日本のマウンドに立ったダルビッシュ投手(画像は「侍ジャパン」Instagramから)

 ダルビッシュ投手は翌11日、「昨日、2011年以来の日本のマウンドに立つことができました。2012年の渡米以来何度も夢に見た日本のマウンド、本当に幸せでした」と凱旋登板を終えた思いを吐露。

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 「チームとしても3点先制された後のファンの方々、ベンチ、ベンチ裏のまとまりが凄く日本全体で試合をしているのを肌で感じ感動しました」と日の丸を背負って戦っている実感が湧いたことを明かした他、「韓国代表も振りが鋭く、根本的な身体の強さがあり素晴らしいチームだと感じました」と相手チームを称賛しています。

 またコンディションや球の精度は“まだまだ”で、日本のマウンドを楽しむ余裕まではなかったというダルビッシュ投手。

 一方で、「最初の試合としては良いところがたくさんあった登板だったと思います」と最速96マイルの球速やスライダーのキレ、カーブでストライクが取れたことなどポジティブ要素も多かったそうで、「まだ日本では後1試合は投げる可能性があるので、次の試合でやりたい事を明確にして次の数日を過ごしたいと思います」と次回登板に向けて調整を続けるとしています。


韓国戦のヒーローに選ばれたラーズ・ヌートバー選手(画像は「侍ジャパン」Instagramから)

 最後には、「球場に来てくださった方々、テレビやラジオなどで応援してくださった方々、ありがとうございました。また今日もチェコ戦があり、佐々木朗希選手が先発しますので是非日本代表、侍Japanと一緒に戦いましょう!」と感謝のメッセージを届けたダルビッシュ投手。

 ファンからは、「ダルさんが日本で投げる事をずっと楽しみにしてました!」「ダルさんオレ泣きそうになりましたよ!! もう日本では見る事が出来ないと思ってましたから!! 投げてる姿めちゃめちゃカッコよかったです!」「ダルビッシュさんの気迫のピッチングに痺れました!」「日本代表として、マウンドに立ってくれて、ありがとうございました!」「ダルビッシュさんが夢見たようにファンも日本でのマウンドを夢見てました。この侍ジャパンの結束力はあなたのおかげです」など大きな反響が寄せられました。

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11日のチェコ戦に先発予定の佐々木朗希投手(画像は「侍ジャパン」Instagramから)
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